入江崇史

入江 崇史のプロフィール

入江崇史（いりえ たかし、1959年4月21日生まれ）は、日本の映画・テレビドラマで幅広く活躍する俳優です。彼は声優としても知られ、様々なメディアで卓越した能力を発揮しています。

学歴と経歴

彼はヒューロン大学およびテンプル大学で比較文化学と心理学を学び、その後円演劇研究所を経て1978年に渡米しました。ニューヨークでは著名な演技の指導者であるファイニス・ジュングやベッツィ・ハーブに師事し、演技スキルを磨きました。渡米から5年後、彼は帰国し、文学座の附属養成所に入所し、1986年にテアトル・エコーに入団します。彼のキャリアは、同年の市川崑監督の映画『鹿鳴館』における青木役で始まりました。

2011年からはCINEMACTに所属し、本格的な俳優活動を継続しています。さらに、特技としてゴルフ、ダイビング、乗馬、そして英語を挙げており、知識と運動能力を兼ね備えています。また、日本芸術専門学校で講師も務めており、後進の育成にも力を注いでいます。

受賞歴

彼の演技力は高く評価されており、いくつかの賞を受賞しています。2018年には「SHORT SHORTS FILM FESTIVAL＆ASIA」でジャパン部門ベストアクターを受賞し、さらに第11回オイド映画祭東京で演技部門特別賞、第3回渋谷TANPEN映画祭Climax at 佐世保では助演男優賞を獲得しています。これらの受賞歴は、彼の多才な演技力を証明するものです。

出演作品

映画

入江崇史の映画出演作は多岐にわたります。2016年の『まなざし』では卜部敦史監督の下、マサオ役を演じました。また、松本動監督の『星に語りて〜Starry Sky〜』や『カセットテープ』などでも重要な役どころを演じています。特に『宇宙のマメゾウピクチャーズ』での住友信一郎役や『鼓動』での高橋役などでは、その演技力が光ります。

テレビドラマ

テレビドラマでも彼の活躍は顕著です。代表作には『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』や『八重の桜』、さらには『孤独のグルメ』や『遺留捜査』などがあります。長泉なめり役を演じた『鉄子の育て方』や、鶴田役の『ウチの夫は仕事ができない』など、幅広いジャンルの作品で魅力的な演技を展開しています。

舞台

舞台にも数多く出演しており、さまざまな形式で多くの人々に感動を与えています。『結婚・プレイ』や『THE KABUKI』など、観客を引き込む舞台演技が高く評価されています。

吹き替え・アニメ

声優業にも力を入れており、映画やアニメーションで数多くのキャラクターに命を吹き込んでいます。『デスノート』のジェームズ・ターナーや『ルパン三世』の副官役など、その声の多様性も多くのファンから支持されています。

まとめ

入江崇史は、その優れた演技力と多彩な才能で日本のエンターテインメント業界において重要な存在です。映画、テレビ、舞台、声優など、多方面での活躍を通じて、今後も日本の文化に貢献し続けることでしょう。

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