全バソト会議

全バソト会議（All Basotho Convention、略称:ABC）は、レソトにおける重要な政党の一つです。モツォアハエ・トーマス・タバネが党首を務め、彼は2012年から2015年まで、ABCが参加する連立政権の首相として国を率いました。

来歴

ABCは2006年10月に結成されました。初代党首には、モツォアハエ・トーマス・タバネが就任しました。タバネは、かつてパカリタ・モシシリ首相（第7代首相、第2代レソト民主会議議長）の下で外務大臣を務めた経験を持つ人物です。

2006年10月13日、タバネを含む18名のメンバーによってABCは結成されました。このうち17名は、タバネと同様にレソト民主会議（LCD）を離党したメンバーであり、残りの1名は無所属でした。結成当初から、全バソト会議は野党としての立場を取りました。

2012年の総選挙において、ABCは30議席を獲得し、第2党に躍進しました。その後、LCDなど他の政党との連立政権を発足させるに至りました。2015年の総選挙では、さらに勢力を伸ばし、46議席を獲得しました。

しかし、2022年10月7日に行われた総選挙では、新党である繁栄のための革命（RFP）が56議席を獲得する一方で、全バソト会議は40議席を失い、わずか8議席にとどまるという結果に終わりました。この結果は、ABCにとって大きな後退となりました。

全バソト会議は、レソトの政治 landscapeにおいて重要な役割を果たしてきた政党であり、今後の動向が注目されます。

外部リンク

全バソト会議公式ホームページ

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