全国子ども会連合会

公益社団法人全国子ども会連合会：子どもたちの成長を支える全国組織

公益社団法人全国子ども会連合会は、全国46都道府県と13政令市の代表者からなる組織です。その活動理念は、日本中の子どもたちの成長と真の幸福の実現にあります。地域社会における子ども会活動を支援し、子どもたちの健やかな成長と発達に貢献することを目的としています。

地域の子ども会活動を支える活動

全国子ども会連合会は、主に自治会単位で活動する異年齢集団である『単位子ども会』の活性化を支援しています。具体的には、都道府県や政令指定市などの連合組織、市町村や校区（学区）の連合組織などを対象とした支援活動を行っています。

かつては、日本レクリエーション協会と連携し、子ども向けのレクリエーション活動も積極的に展開していました。しかし、近年は、子どもたちの真の幸せは、指導されることではなく、自ら経験を通して得られるという考え方に基づき、活動の方針転換を行いました。

そのため、レクリエーション指導者の養成事業は縮小し、子どもたちが主体的に活動できるよう、子ども会活動全体を統括する指導者の育成に力を入れています。子どもたちが自らの力で企画・運営する活動を通して、創造性や協調性、問題解決能力などを育むことを目指しています。

主な事業内容

全国子ども会連合会は、子どもたちの成長を促す様々な事業を展開しています。代表的な事業としては、以下のものがあります。

STEP-UP子ども会: 子ども会活動の活性化を目的とした研修や交流事業
全国子ども会中央育成会議: 子ども会指導者向けの研修会や情報交換の場
* 全国子ども会中央大会: 全国の子ども会会員が集まる交流大会

これらの事業を通して、子ども会関係者への指導者育成、情報提供、ネットワーク構築を行い、地域における子ども会活動の持続的な発展に貢献しています。

未来への展望

近年、少子高齢化や地域社会の変化など、子どもを取り巻く環境は大きく変化しています。全国子ども会連合会は、こうした変化に対応しながら、地域の子どもたちの居場所となる子ども会活動を支援し、子どもたちの健やかな成長を支えていくために、活動を継続していきます。子どもたちが安心して遊べる環境、共に学び成長できる環境、そして未来を担う人材育成に貢献していくため、これからも様々な取り組みを展開していく予定です。

子どもたちの未来を明るく照らすため、全国子ども会連合会は、これからも地域社会と連携し、活動を続けていきます。

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