全国縦断!クイズあのねのね

全国縦断!クイズあのねのね

『全国縦断!クイズあのねのね』とは、1984年4月20日から同年9月28日まで、TBS系列局及び当時のテレビ山口で放送された毎日放送製作のクイズ番組です。この番組は、主に毎週金曜の19:00から19:30までの時間帯に放送されていました。

番組のコンセプト

このクイズ番組は、司会をあのねのねと鳥越マリが務め、日本全国を縦断しながらクイズを出題するという独自のスタイルが特徴でした。各地の名所を巡りつつ、一般の参加者がクイズに挑戦する形式で、視聴者に楽しませる内容でした。

解答権と賞金

クイズの答えを競う際、参加者は1人につき1問に解答する権利を持っていました。賞金の獲得を希望する参加者は、その賞金を何に使いたいのかを説明したうえで、自分で設定した額を提案することが可能でした。最高で10万円まで設定できましたが、賞金が高くなるほど出題される問題の難易度も上がったため、一層のチャレンジが求められました。

問題の出題と解答

出題された問題は一般的なクイズ形式でしたが、解答時の雰囲気を盛り上げるため、解答者の不正解には1回、正解には連打の鐘の音が鳴り響きました。この鐘は、毎日放送の『素人名人会』や『NHKのど自慢』、あるいは日本テレビの『伊東家の食卓』などでも使用されていたもので、特別な効果音として番組のアクセントになっていました。

特別な瞬間

また、番組内で10万円を獲得する参加者が出ると、その喜びを盛り上げるために、生バンド「ZEBRA」によるファンファーレが演奏されました。この瞬間は、視聴者にとっても特に印象的だったでしょう。

終わりに

『全国縦断!クイズあのねのね』は、日本全国の魅力を再発見させつつ、参加者と視聴者を巻き込んで、楽しい時間を提供しました。関連番組として『日本列島縦断クイズ』があることからも、いかに多くの人々がこのスタイルに親しんできたかがわかります。今もなおその形式や雰囲気は、クイズ番組の数あるスタイルの一つとして語り継がれています。

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