全国高等学校囲碁選抜大会

全国高等学校囲碁選抜大会

全国高等学校囲碁選抜大会は、2007年から開催されている高校生を対象とした囲碁のアマチュア棋戦です。全国の高校生棋士たちが、団体戦、個人戦、9路盤戦の3つの部門で、男女別にその腕を競い合います。

大会の概要

主催: 全国高等学校文化連盟囲碁専門部会、全国高等学校囲碁連盟、関西棋院
共催: 読売新聞大阪本社
後援: 大阪府教育委員会、大阪商業大学
協賛: 株式会社日本文化会館、伊藤園
開催時期: 毎年3月

大会の方式

全国高等学校文化連盟囲碁専門部の各ブロック（北海道・東北・関東・北信越・東海・近畿・中国・四国・九州）から推薦された、高校1年生または2年生の生徒が参加します。

団体戦: 3名1組で同一高校のメンバーで構成されます。補欠選手との交代は1回のみ可能です（再交代は不可）。
個人戦・団体戦: スイス方式のリーグ戦で4局行われます。得点の高い順に優勝者および入賞者（5位まで）が決定されます。
9路盤戦: 1次リーグで7局行われた後、順位決定トーナメントで3局行われます。
持ち時間: 35分。使い切ると1手10秒の秒読みとなります（9路盤戦は5分、使い切ると1手10秒の秒読み）。

過去の記録

第5回大会（2011年）は、東日本大震災の影響により中止となりました。

団体戦の最多優勝回数は、男子は埼玉県立浦和高校が4回、女子は豊島岡女子高が3回です。

関連情報

第16回全国高等学校囲碁選抜大会

大会の魅力

全国高等学校囲碁選抜大会は、高校生棋士にとって、日頃の練習の成果を発揮し、全国の強豪と競い合うことができる貴重な機会です。また、囲碁を通じて、参加者同士の交流や親睦を深めることができる場でもあります。高校囲碁界の活性化に大きく貢献している大会と言えるでしょう。

この大会から未来のプロ棋士が誕生することも期待されています。高校生たちの熱い戦いに、今後も注目が集まります。

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