全日本ボウリング選手権大会

文部科学大臣杯 日本ボウリング選手権大会

文部科学大臣杯 日本ボウリング選手権大会は、全日本ボウリング協会が主催する、アマチュアボウリングの全国大会です。毎年3月に開催され、アマチュアボウラーにとって、年間最大の目標となる大会の一つです。

大会の歴史

1963年に、全日本選手権大会実行委員会により、東京タワーボウリングセンターで第1回大会が開催されました。翌年からは、新しく設立された全日本ボウリング協会が主催となり、現在に至っています。

大会の特徴

この大会は、都道府県対抗戦としての側面も持っており、各都道府県代表の選手たちが、そのプライドをかけて競い合います。各種目の入賞チームに与えられるポイントの合計が最も高い都道府県が、総合優勝として文部科学大臣杯を授与されます。まさに、都道府県の威信をかけた戦いが繰り広げられるのです。

競技種目

大会では、男女それぞれ以下の4種目が実施されます。

2人チーム戦
3人チーム戦
6人チーム戦
マスターズ戦

これらの種目は、全て男女別に実施されます。

競技方法

チーム戦（2人、3人、6人共通）

前半3ゲーム、後半3ゲームの合計6ゲームを行い、その合計得点によって順位を決定します。

マスターズ戦

チーム戦3種目（計18ゲーム）における個人総得点上位の選手が選出されます。男子は上位26名、女子は上位20名が選ばれ、1ゲームごとにレーンを移動しながら11ゲームを競います。その後、11ゲーム終了時点の順位によってレーン配当が決定し、さらに1ゲームを競い、合計12ゲームの総得点で順位が決定します。このマスターズ戦の優勝者が、その年の全日本選手権者となります。

参加資格

参加できるのは、当該年度の全日本ボウリング協会登録会員（個人正会員、実業団会員、学生連合会員、高等学校登録会員、ジュニア会員）で、各加盟団体から選出された選手のみです。個人普通会員は、個人正会員への登録変更を行うことで参加が可能になります。

褒賞

大会では、以下の賞が授与されます。

団体総合（男女別）: 優勝～第3位（優勝団体には文部科学大臣賞状と文部科学大臣杯が授与されます）
各種目（男女別）: 優勝～第6位
個人総合（男女別）: 第1位～第3位
マスターズ戦（男女別）: 優勝～第6位
個人ハイゲーム賞、ハイシリーズ賞（男女別）
マスターズ戦出場賞

団体総合の順位を決定するポイントは、各種目で以下の通りです。

優勝：10点
準優勝：7点
第3位：5点
第4位：3点
第5位：2点
第6位：1点

その他

歴代の文部科学大臣杯受賞者については、別途記録が残されています。

関連事項

全日本選抜ボウリング選手権大会

外部リンク

文部科学大臣杯 全日本ボウリング選手権大会

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