全日本学生囲碁名人戦

全日本学生囲碁名人戦

全日本学生囲碁名人戦は、学生囲碁の日本一を決定する大会として、1979年（昭和53年度）に始まりました。2002年（平成13年度）に一旦休止されましたが、2008年（平成19年度）から2010年（平成21年度）にかけて、インターネット対局を取り入れ、新たな形で再開されました（決勝のみ対面対局）。

大会概要

主催: サンケイスポーツ、全日本学生囲碁連盟
後援: 日本棋院
特別協賛: 東洋オンラインジャパン (25期-)

大会方式の変遷

1-24期

初期の大会（1期から24期）では、以下の8つのブロックから上位2名、および推薦者3名の合計16名が出場しました。

北海道
東北
関東
北信越
中部
関西
中国四国
九州

これらの出場者によるトーナメント戦が行われ、決勝は三番勝負で争われました。

25期以降

25期以降は、大会方式が大きく変更されました。前年度の成績優秀者、学生ランキング上位者、主催者推薦に加え、インターネット対局による予選（昇降級戦）の上位者、総勢64名が出場する形式となりました。

本戦は、東洋囲碁のインターネット対局システムを利用したトーナメント戦で行われ、決勝三番勝負のみ対面で行われます。

決勝戦は毎年1月から2月頃に開催され、予選はその前年から開始されます。

歴代優勝者

以下に、過去の全日本学生囲碁名人戦の優勝者を一覧で示します。

1979年: 金沢東栄（洛水高校）
1980年: 金沢盛栄（京都大学）
1981年: 金沢盛栄（京都大学）
1982年: 半沢悟（東北大学）
1983年: 森崎俊充（法政大学）
1984年: 闇雲博明（大阪教育大学）
1985年: 金沢東栄（京都教育大学）
1986年: 金沢東栄（京都教育大学）
1987年: 岡田孝生（大阪市立大学）
1988年: 山本淳（宮崎医科大学）
1989年: 潮海二郎（関西学院大学）
1990年: 高野英樹（大阪大学）
1991年: 桧沢仁宏（北海道大学）
1992年: 高野英樹（大阪大学）
1993年: 平岡聡（東北大学）
1994年: 高野英樹（大阪大学）
1995年: 平岡聡（東北大学）
1996年: 木下暢暁（京都大学）
1997年: 多田匠（慶應義塾大学）
1998年: 多田匠（慶應義塾大学）
1999年: 多田匠（慶應義塾大学）
2000年: 田中伸拓（東京大学）
2001年: 槇尾弘毅（多摩大学）
2002年: 朴道純（早稲田大学）
2008年: 太田尚吾（東北大学）
2009年: 谷口洋平（早稲田大学）
2010年: 花巻未生（専修大学）

外部リンク

* 全日本学生囲碁連盟

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