全日本空手審判機構

一般社団法人全日本空手審判機構（JKJO）

概要

一般社団法人全日本空手審判機構、通称JKJOは、フルコンタクト空手に特化した審判の養成とルールの整備を目指す非営利の交流機構です。この機構は、組織としての上下関係を持たず、空手界の発展のために様々な壁を越えて協力することに重点を置いています。JKJOは、未来の世代に「フルコンタクトカラテ」と「空手道」の文化をしっかりと受け継いでいくことを目指しています。

設立と歴史

JKJOは2003年6月に設立され、その後急速に活動を拡大していきました。当初は「IKJO統一空手審判機構」と称し、関西地方での審判講習会開催のために「フルコンタクト空手審判機構」と協力し、名称が変更されました。この合併により、関西だけでなく、九州、中部、さらには北海道にまで活動の場を広げていきました。

2004年11月には愛知県で初の全国会議を開催し、検定員制度の確立や各地域間でのルール基準の相違について議論が行われました。2006年夏からは、四季折々の情報や活動報告を掲載した季刊誌「JKJOマガジン『オス！カラテ！』」を発行し、会員間の情報共有の推進も図っています。

2007年12月には、川崎市のとどきアリーナで第1回JKJO全日本ジュニア大会が開催され、これはJKJOにとって初の全国大会でもありました。さらに、2009年11月には国立代々木競技場で第1回全日本空手道選手権大会が行われ、以降も数々の大会を通じて空手界を盛り上げています。

2011年には、大会の運営業務を行う法人組織として「一般社団法人JKJOフルコンタクト委員会」を設立し、運営体制を強化しました。2020年11月には名称を「一般社団法人全日本空手審判機構（JKJO）」と改め、現在も活動を続けています。

開催される大会

JKJOは数多くの大会を主催しています。代表的なものには次のような大会があります。

• - JKJO全日本空手道選手権大会
• - JKJO全日本シニア空手道選手権大会
• - JKJO全日本ジュニア大会・選抜大会
• - JKJO全日本学生フルコンタクト大会

これらの大会は、選手たちが技術を競い合う重要な舞台であり、空手の発展に寄与しています。

関連団体

JKJOの活動は、全日本フルコンタクト空手道連盟（JFKO）や日本格闘競技連盟（JMAGA）などとも連携し、空手界全体の成長に貢献しています。

外部リンク

• - 一般社団法人全日本空手審判機構（JKJO）
• - 全日本空手審判機構 (jkjoofficial) - Facebook

今後もJKJOは、日本のフルコンタクト空手の発展と普及を目指して活動を続けていくでしょう。

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