全産能連簿記能力認定試験

簿記能力検定試験とは

簿記能力検定試験は、一般財団法人日本ビジネス技能検定協会（通称：日ビ）が主催する簿記に関する検定試験です。この試験は、以前は全国産業人能力開発団体連合会（全産能連）が主催していましたが、2010年4月1日より日ビの主催となりました。試験は年3回、6月、11月、3月に実施され、「日ビ簿記検定」と略称されることもあります。

試験概要

試験月:
6月
11月
3月

受験料:
1級商業簿記・会計学: 2,000円
1級工業簿記・原価計算: 2,000円
2級商業簿記: 1,500円
2級工業簿記: 1,500円
3級商業簿記: 1,500円

受験会場:
全国の資格の大原各校

試験範囲:
試験範囲は日商[[簿記検定]]と同じです。

科目合格制:
2級および1級では、科目合格制が採用されています。科目合格者は、合格した試験を含め6回以内の試験で残りの科目に合格することで、総合合格となります。

難易度:
合格率は各級ともに高く、他の簿記検定と比較して比較的容易な試験とされています。

合格発表:
試験実施後、1週間以内に発表されます。

合格証書交付:
受験した大原簿記の会場で交付されます。

過去問題集:
日本ビジネス技能検定協会および全国の大原各校で販売されています。

その他

2002年6月から実施されています。

合格率の例（第106回 平成30年11月実施分）

1級商業簿記・会計学: 83.1%
1級工業簿記・原価計算: 89.7%
2級商業簿記: 76.8%
2級工業簿記: 85.7%
3級商業簿記: 68.1%

関連事項

日本の法律・会計に関する資格一覧
簿記
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税務大学校
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経営学部

外部リンク

* 日本ビジネス技能検定協会 - 簿記能力検定試験


簿記能力検定試験は、簿記の基礎知識や実務能力を測るための試験として、多くの人に受験されています。試験対策としては、過去問題集を活用したり、大原簿記などの専門学校で対策講座を受講したりする方法が一般的です。また、合格率が高いことから、簿記の入門として受験するのも良いでしょう。

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