八幡幸助

八幡幸助：プロバスケットボール選手から指導者へ

八幡幸助（やはた こうすけ）は、1989年5月13日生まれ、千葉県出身の元プロバスケットボール選手です。ポジションはポイントガード、シューティングガードで、現在はレバンガ北海道でアシスタントコーチを務めています。

生い立ちとバスケットボールとの出会い

神奈川県で生まれ、千葉県で育った八幡幸助。実弟は同じくバスケットボール選手の八幡圭祐です。小学校4年生の時に学校の部活動でバスケットボールを始めたことがきっかけで、バスケットボールの魅力に惹き込まれていきました。それまで親しんでいたテニス、サッカー、野球などのスポーツを辞め、バスケットボールに専念する道を選びます。

中学校に進学する際、地元の中学校にバスケットボール部がなかったため、隣町の中学校に入学。さらに、中学校2年生を終えると同時に、新潟県の新発田市立本丸中学校に転校するという異例の経歴を持ちます。

海外での挑戦

中学校卒業後、八幡は新潟イリノイ・アメリカンハイスクールに奨学金を得て入学。1年生を修了後、ニュージーランドのクライストチャーチにあるアラヌイ高校に留学し、同校のバスケットボールアカデミーで学びました。アラヌイ高校では、Academic Achievement with MVPを2年連続で受賞するほどの活躍を見せました。卒業後はカンタベリー大学に進学し、1年目を終えたタイミングで、NBL（ニュージーランドのプロバスケットボールリーグ）のマナワツ・ジェッツに入団し、プロ選手としてのキャリアをスタートさせます。

国内でのプロキャリア

プロ1年目のシーズンを終えた2010年、八幡は帰国し、日本バスケットボールリーグ（JBL）のレラカムイ北海道に練習生として加入。練習生契約のまま選手登録され、シーズン途中にチームとの契約を勝ち取りました。しかし、北海道には1年のみ在籍し、その後は千葉ジェッツ、埼玉ブロンコス、東京サンレーヴス、再び埼玉ブロンコス、東京八王子トレインズと、多くのチームを渡り歩きますが、いずれのチームも1年で退団することになります。そして、2017年オフに現役引退を決意しました。

指導者としての新たな挑戦

現役引退後の2019年オフ、八幡は滋賀レイクスターズのアシスタントコーチ兼通訳に就任し、指導者としてのキャリアをスタートさせました。滋賀には4年間在籍しましたが、規約違反行為により2023年に解任されています。2024年2月からは神戸ストークスのアシスタントコーチ兼通訳を務めました。

2024年6月、レバンガ北海道のアシスタントコーチに就任。古巣への復帰を果たし、新たな挑戦を始めています。

八幡幸助は、選手としてだけでなく、指導者としてもその才能を発揮し、日本のバスケットボール界に貢献していくことが期待されています。

外部リンク

ディライト - マネジメント会社
athlete yell - オンライン後援会
八幡幸助 (@kosuke_yahata) - X（旧Twitter）
八幡幸助 (kosuke7.bball.yahata) - Facebook

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