八戸学院大学短期大学部

八戸学院大学短期大学部

八戸学院大学短期大学部（はちのへがくいんだいがくたんきだいがくぶ）は、青森県八戸市美保野に本部を置く私立の短期大学です。1971年に設立され、当初は八戸短期大学として開校されました。その後、様々な名称変更を経て、2017年度から現在の校名に改称されました。大学は学校法人光星学院に属し、教育にはカトリックの思想が根付いています。

概要

本学は、幼児保育学科と介護福祉学科の2つの学科から構成され、特に幼児保育学科では系列幼稚園での教育実習を重要視しています。教育理念は、「神を敬し、人を愛する」というもので、この精神が教育の根幹を成しています。

沿革

八戸学院大学短期大学部は、創立以来多くの歴史的変遷を遂げてきました。1971年に八戸短期大学としてスタートし、その後、光星学院八戸短期大学、八戸短期大学を経て、最終的に八戸学院大学短期大学部に至りました。設置学科についても、経営情報学科や看護学科を含む様々な学科が増設・改組を経て、現在の形に至っています。特に、2019年には新たに介護福祉学科が設立され、社会ニーズに応じた教育を目指しています。

教育内容と資格

幼児保育学科では、保育士資格や幼稚園教諭二種免許状を取得することが可能で、介護福祉学科には介護福祉士国家試験の受験資格を得るためのカリキュラムがあります。学生は卒業までに、カトリックの精神に基づいて「Hallelujah（メサイア）」を覚えることが求められ、それが学風の一環になっています。

キャンパスと施設

キャンパスには、学生会館や光星学院総合体育館、野球場、サッカー場、ラグビー場など多様なスポーツ施設が完備されており、学生生活を豊かにしています。また、学生寮「飛天寮」があり、遠距離通学の学生への支援も行っています。

学生生活

八戸学院大学短期大学部では、学生たちは多彩なクラブやサークル活動に参加しており、体育系や文化系の活動を通じて交流を深めています。学園祭「光華祭」は毎年10月中旬に開催され、学生たちの活気あふれる姿を見ることができます。

卒業後の進路

卒業生は系列の八戸学院大学や他の大学への編入学の道もあり、多様な進路を選ぶことができます。また、関連機関として八戸学院幼稚園や地域連携研究センターなどがあり、教育の実績も重視されています。卒業生は地域に貢献しつつ、各々の専門分野で活躍しています。

八戸学院大学短期大学部は、教育の場としてだけでなく、学生たちが成長し、社会で貢献できる人材を育てるための拠点となっています。

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