八戸消防署

八戸消防署

八戸消防署は、青森県八戸市田向に所在する消防署です。以前は八戸市庁の向かいに位置していましたが、施設の老朽化に伴い、田向地区へ新築移転しました。

概要

八戸消防署には、八戸消防本部の指令情報課と救急指導課が設置されており、八戸地域広域市町村圏事務組合の下部組織である八戸広域消防本部の管轄下にあります。この消防署は、八戸広域消防本部管内における消防活動の中核を担っています。

人員は55名で構成され、消防ポンプ車、水槽付き消防ポンプ車、はしご車、救助工作車、高規格救急車、指揮車、広報査察車、地震体験車、消防隊員輸送車、ボートトレーラー、消防用自動二輪車など、計14台の車両が配備されています。これらの車両は、火災や救急などの様々な災害に対応するために活用されています。

歴史

八戸消防署の歴史は、1951年（昭和26年）の八戸市消防本部設置に始まります。その後、1968年（昭和43年）には八戸市堀端町に新庁舎が竣工し、1971年（昭和46年）には八戸広域消防が発足しました。そして、2011年（平成23年）に現在の八戸市田向に新築移転しました。この移転により、施設の拡充と機能の強化が図られました。

下部組織

八戸消防署には、以下の分署および分遣所が設置されています。

河原木分署
南郷分遣所
尻内分遣所
桔梗野分遣所
根城分遣所

これらの組織は、八戸市内の各地域における消防活動を支援し、迅速な対応を可能にしています。

庁舎構造

現在の庁舎は、2011年（平成23年）に竣工した鉄筋コンクリート造の地上5階建ての建物です。建築面積は1923.94m2、延面積は5868.26m2であり、十分な広さを確保しています。この庁舎は、消防活動に必要な設備や機能を備え、効率的な運用を支えています。

関連項目

八戸地域広域市町村圏事務組合#常備消防事務

八戸消防署は、八戸市民の安全と安心を守るために、日々活動しています。

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