八王子市図書館

八王子市 図書館について

八王子市図書館は東京都八王子市が運営する公立図書館の総称です。この図書館は、地域住民に情報提供や学習機会を提供し、地域文化の振興に寄与しています。また、八王子市学園都市文化ふれあい財団が管理する「地区図書室」もこれに含まれます。

図書館の概要

八王子市の図書館には中央図書館を含む3つの図書館や5つの市民センター図書館が存在します。中央図書館は市のメイン施設であり、その他の施設も地域特性に応じてそれぞれの役割を果たしています。2006年には市が定めた「はちおうじ読書の日」を記念して、シンボルマークとして「るりちゃん」という鳥のキャラクターが誕生しました。

利用方法

八王子市図書館は、八王子市内に住む、または勤める、または学ぶ人々が登録し、利用することが可能です。また、相互利用が合意されている近隣市在住者も利用できます。館内での本や雑誌は最大で10冊まで、視聴覚資料は3点まで貸し出しが可能で、期間は通常2週間となっています。もし他の利用者による予約がなければ、さらに2週間の延長が認められています。

2018年から、登録を済ませた八王子市在住者に向けた「八王子市電子書籍サービス」も導入され、これにより利用者はパソコンやスマートフォンを通じて電子書籍を借りたり、閲覧したりすることができるようになっています。24時間いつでも予約や返却が可能で、電子書籍は2点まで借りることができます。

夏休みの期間中は、すべての図書館の開館時間が変更され、開館時間が30分前倒しされます。具体的には、午前9時30分からの開館となります。

八王子市 図書館の歴史

八王子市図書館は1911年に八王子町立図書館として創設され、1917年には八王子市立図書館となりました。その後1955年に東京都に移管され、1985年には中央図書館が開館します。次々に新しい図書館や分館が開設され、1996年には南大沢図書館、1997年には川口図書館、1999年には生涯学習センター図書館が開設されました。2006年からはそれぞれの市民センターにある図書館も整備され、最近では新たに恩方市民センター図書館や石川市民センター図書館が開館し、地域の図書館ネットワークが強化されています。

図書館の施設とアクセス

八王子市の主要な図書館には以下のような施設があります：

- 中央図書館：住所は八王子市千人町で、1973年に開館。豊富な蔵書を誇る中心的な図書館です。
- 生涯学習センター図書館：八王子市東町にあり、クリエイトホール内に位置しています。
- 南大沢図書館：南大沢駅から徒歩5分の位置にあり、アクセスも便利です。
- 川口図書館：川口町の川口やまゆり館内にあります。
- 恩方市民センター図書館：2018年に移行し、地域住民に親しまれる図書館に進化しています。

図書館へのアクセスは、JRや京王線を利用することで便利に行くことが可能です。特定の交通機関を利用すれば、各図書館の最寄りの駅から徒歩数分で到着します。図書館の施設は、地域住民の文化的な交流を促進するための重要な役割を果たしています。

地区図書室

八王子市には「地区図書室」も存在します。これは市内の各地区で市民センターや市民集会所に設置されており、市民が気軽に利用できる場となっています。ただし、特定の市民センターには設置されていない場合もあります。これらの地区図書室では、週に3日程度の開室日が設けられていますが、多くが日中のみの利用となります。

予約や受け取り、本の返却などは、地区図書室を訪れることで行うことができ、八王子市のほかの図書館にある書籍の予約が可能です。

このように、八王子市図書館は文化的な拠点として地域に貢献しており、さまざまなサービスを提供しています。

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