八百津町立潮見小学校

八百津町立潮見小学校

概要

八百津町立潮見小学校は、かつて岐阜県加茂郡八百津町に存在していた公立の小学校です。この学校は、潮見地区と南戸地区の児童が通学しており、進学先となるのは八百津町立八百津東部中学校でした。しかし、児童数の減少が著しく、2023年の3月に八百津町立八百津小学校に統合された結果、廃校となりました。廃校当時、在籍していた児童はわずか11名でした。学校の体育館は、今後社会体育施設として使用される予定です。

沿革

この学校の歴史は1872年（明治5年）にさかのぼり、潮見村に耕文学校として開校されました。その後、1881年に潮見学校に改称し、1886年には潮見簡易科小学校となりました。1892年には潮見尋常小学校に改名されましたが、1897年の潮南村の発足に伴い、潮見尋常高等小学校に改称しました。

1941年には潮見国民学校となり、1947年には潮南村立潮見小学校へ改称されました。1956年には潮南村が八百津町に編入されたことにより、八百津町立潮見小学校という名称に変更されました。1977年には南戸小学校を統合し、1979年には新校舎が建設されました。

1980年には新校舎が完成し、翌1986年には新しいプールが竣工しました。1992年には体育館も新しくなり、1993年には学校の農園が設立されました。そして1998年には3学級構成となり、様々な設備が改修されました。

2000年から2002年にかけて、プールや教室の設備が充実し、校内LANの整備も進められました。以降は地域ボランティアの立ち上げや、キャラクター・シオミンの制定、タブレットパソコンの導入など、時代に合わせた教育環境の整備が行われました。

廃校

8年後の2023年にはこの学校が廃校となり、3月24日に閉校式が行われました。長い歴史を持つ潮見小学校は、地域と共に歩んできた重要な存在でしたが、時代の変化によりその役割を終えることとなりました。廃校後は、体育館部分が地域の体育活動に役立つ施設として活用される予定です。このように、八百津町立潮見小学校は地域の文化や教育の歴史において重要な位置を占め、今後もその歴史は語り継がれることでしょう。

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