八角浩司

八角浩司（やつみ こうじ）は、1957年7月14日生まれの日本の元ラグビー選手です。東京都出身で、現役時代のポジションはフォワードの最前線、プロップ（PR）を務めました。

八角選手は、保善高校を卒業後、1976年にトヨタ自動車工業（現在のトヨタヴェルブリッツ）に入団し、選手としてのキャリアをスタートさせました。トヨタ自動車では、その強靭なフィジカルとスクラムでの安定感でチームを支え、長きにわたり活躍しました。

日本代表としては、1986年6月7日の対カナダ戦で初のキャップを獲得しました。その後、国際試合で3キャップを記録し、1987年のラグビーワールドカップでは日本代表メンバーにも選出されました。ワールドカップという大舞台での経験は、八角選手のラグビー人生において大きな転機となりました。スクラムの要としてチームを支え、その存在感は際立っていました。

八角選手のプレースタイルは、強靭なフィジカルを活かした力強いプレーが特徴で、スクラムでは相手を圧倒するパワーを見せました。また、ボールを持っての突進力も高く、攻撃においてもチームに貢献しました。タックルにおいても、その体を活かして相手を止めるなど、守備においても貢献しました。彼は常にチームのために全力を尽くす姿勢を持ち、その真摯なプレーは多くのファンを魅了しました。

引退後、八角選手はラグビー界から一旦は距離を置きましたが、その情熱は失われることなく、ラグビーへの貢献を続けています。また、娘の瑛子さんがタレントとして活躍しており、その活動を陰ながらサポートしています。

八角浩司は、その実直なプレースタイルと、常にチームのために貢献する姿勢で、多くのラグビーファンに愛されました。日本代表としての活躍や、ワールドカップ出場という実績は、日本のラグビー史にその名を刻むものであり、彼のプレーは後世に語り継がれるべきでしょう。

主な経歴

1957年7月14日：東京都に生まれる。
保善高等学校卒業。
1976年：トヨタ自動車工業（現トヨタヴェルブリッツ）に入団。
1986年6月7日：対カナダ戦で日本代表初キャップ獲得。
日本代表通算3キャップ。
1987年：ラグビーワールドカップ日本代表選出。

関連情報

東京都出身の人物一覧
保善高等学校
トヨタヴェルブリッツ

外部リンク
Koji Yasumi Rugby Union

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