六郷雄平

六郷 雄平: 柔道選手の経歴と活動

基本情報

六郷 雄平（ろくごう ゆうへい、1991年5月1日生まれ）は、愛知県出身の日本の柔道選手です。彼は66kg級の選手で、身長は167cm、血液型はA型です。組み手は左組みで、特に得意とする技は内股です。競技を終えた後は、了徳寺学園に勤務し、2020年からは実家の接骨院と道場の一員として活動しています。

幼少期からの柔道人生

六郷は、6歳の頃に大石道場で柔道を始めました。その後、母方の実家で養子縁組を行い、姓を変更しました。中学時代には、大成中学に在籍し、全国中学校柔道大会の個人戦では努力が実らず準々決勝で敗退するも、団体戦では優勝を果たしました。

高校時代の活躍

進学した大成高校では、特に3年生になる頃には関東地区の金鷲旗で3位に入り、インターハイでは73kg級の決勝で桐蔭学園の西山雄希を破り優勝を果たしました。それに加え、団体戦でも3位に入賞を果たし、全日本ジュニアでは66kg級で3位となり、飛躍的な成長を遂げました。この頃の彼の先輩には、ロンドンオリンピックに出場した中井貴裕がいました。

大学で挑戦を続ける

2010年、明治大学へ進学すると、早速全日本ジュニアで優勝し、彼の名声は広まりました。学生体重別では決勝で敗れたものの、世界ジュニア選手権での経験や体重別団体戦において連続して3位に入賞するなど、素晴らしい成果を収めました。特に、大学4年時に学生体重別で優勝し、講道館杯で3位に入ったのが彼の評価を高めました。

職業人生のスタート

2014年に了徳寺学園の職員として迎え入れられ、様々な大会での結果も上げました。選抜体重別では2位、グランドスラム・チュメニでは2位と輝かしい成績を残しました。2015年には名古屋で開催された東アジア選手権で個人戦と団体戦の両方で優勝し、その実力を証明しました。

戦績の詳細

• - 2006年: 全国中学校柔道大会 団体戦 優勝
• - 2008年: インターハイ 個人戦 5位
• - 2009年: 金鷲旗 3位
• - 2009年: インターハイ 個人戦 優勝、団体戦 3位
• - 2010年: 全日本ジュニア 優勝
• - 2011-2012年: 体重別団体 3位を連続で更新
• - 2013年: 講道館杯 3位、グランプリ・チェジュ 優勝
• - 2014年: グランドスラム・チュメニ 2位
• - 2015年: 東アジア選手権 個人戦及び団体戦の両方で優勝
• - 2018年: 実業個人選手権 2位、国体 優勝
• - 2019年: 国体 成年男子の部 2位

彼の豊富な戦績と確固たる技術は、柔道の世界において他の選手にとっての指標となっています。現在、六郷は家業を手伝いながら、後進の指導にも力を入れるなど、多方面での活動を展開しています。国内外での経験を元に、次世代の柔道家の育成にも熱心です。

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