兵庫県道471号安乎鮎原線

兵庫県道471号安乎鮎原線

兵庫県道471号安乎鮎原線（ひょうごけんどう471ごう あいがあいはらせん）は、兵庫県洲本市内に位置する一般県道です。淡路島の山間部を縦断する形で、地域を結ぶ役割を担っています。

概要

本路線の起点は、洲本市安乎町中田にあり、そこから洲本市五色町鮎原塔下までの区間を結んでいます。起点は兵庫県道469号上内膳塩尾線と、終点は兵庫県道465号多賀洲本線とそれぞれ接続しています。路線の総延長は4.102キロメートルです。

路線状況

兵庫県道471号安乎鮎原線は、その大部分において道路幅員が非常に狭い一車線区間となっており、車両の離合が困難な場所が随所に存在します。特に、普通車以上の車両が通行する際には、対向車や自転車、歩行者などとのすれ違いに細心の注意が必要です。区間によっては、軽自動車でも通行に苦労するほどの狭さです。

路線の地形は高低差が大きく、全体的に勾配がきつい坂道が連続します。このため、通行する車両には登坂能力が求められ、運転には十分な技量と注意が必要です。

道路の狭隘性は路線を通じて共通していますが、洲本市安乎町側の起点付近に近づくにつれて、若干ですが道路幅員が広がる傾向が見られます。ただし、これはあくまで部分的なものであり、基本的な構造は一車線のままです。対照的に、洲本市五色町鮎原塔下側の終点に近づくほど、道路はより一層狭くなる傾向にあります。

自転車での通行を計画される場合は、路線の厳しい勾配に対応できるよう、多段変速機を備えたマウンテンバイク（MTB）のような車両が推奨されます。進行方向によって、走行のパターンは異なります。五色町（鮎原側）から安乎町方面へ向かう場合、最初の区間は勾配のある登りとなりますが、その後は比較的長い下り坂が続きます。この下りは急勾配ではありません。逆に、洲本市（安乎側）から五色町方面へ向かう場合は、まず長い登り坂を走行し、その後に下り坂となります。いずれの方向から通行する場合も、体力と装備に見合った計画を立てることが重要です。

地理

通過する自治体

兵庫県洲本市

交差する道路

兵庫県道469号上内膳塩尾線（洲本市安乎町中田、起点）
兵庫県道465号多賀洲本線（洲本市五色町鮎原塔下、終点）

沿線

安乎郵便局
洲本警察署 安乎駐在所

関連項目

兵庫県の県道一覧

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