兵庫県道567号東古瀬穂積線

兵庫県道567号東古瀬穂積線

概要

兵庫県道567号東古瀬穂積線（ひょうごけんどう567ごう ひがしごせほづみせん）は、兵庫県南部の小野市から加東市にかけて伸びる一般県道です。具体的には、小野市古川町を起点とし、加東市穂積に至るルートをたどります。

この路線の大きな特徴は、かつて国道175号の現道として機能していた区間であるという点です。国道175号の社バイパスが開通し、ルートが変更されたことに伴い、それまでの旧道区間が県道として新たに指定されました。現在も、この県道は地域における主要な交通路として重要な役割を担っており、1日あたり1万台を超える車両が通行する交通量の多い道路として知られています。

路線データ

• - 起点: 小野市古川町

- 具体的な場所は、中古瀬南（ひがしごせみなみ）交差点です。
- ここでは、主要幹線道路である国道175号と接続しており、また兵庫県道18号加古川小野線の終点ともなっています。

• - 終点: 加東市穂積

- 終点の場所は、滝野インター入口（たきのインターいりぐち）交差点です。
- この交差点も国道175号と接続しています。
- 終点付近の区間は、兵庫県道17号西脇三田線と経路を共有しています。

• - 総延長: 3.972 キロメートル

- 起終点間を結ぶ全体の距離は約4キロメートル弱です。

路線状況

重複区間

兵庫県道567号線には、他の県道と経路が重複している区間が存在します。

• - 兵庫県道17号西脇三田線

- 重複区間は加東市上中（かみなか）の上中交差点から始まります。
- そのまま兵庫県道17号線と重複した状態で、終点である加東市穂積の滝野インター入口交差点まで続きます。

道路施設

路線上にはいくつかの構造物があり、特に以下の橋梁が確認されています。

• - 出水橋（ですいばし）: 加東市内に位置し、出水川（ですいがわ）を渡ります。
• - 明治橋（めいじばし）: こちらも加東市内にあり、千鳥川（ちどりがわ）を渡る橋です。

地理

通過する自治体

兵庫県道567号線は、以下の2つの市を通過します。

• - 兵庫県

- 小野市
- 加東市

交差する道路

主要な交差点で接続する道路は以下の通りです（起点・終点の情報より）。

• - 国道175号（小野市 中古瀬南交差点、加東市 滝野インター入口交差点）
• - 兵庫県道18号加古川小野線（小野市 中古瀬南交差点 - 終点）
• - 兵庫県道17号西脇三田線（加東市 上中交差点 - 終点）

沿線

この県道沿いには、地域の教育施設や主要な交通結節点があります。

• - 加東市立福田小学校
• - 加東市立社小学校
• - E2A 中国自動車道 8 滝野社インターチェンジ

兵庫県道567号東古瀬穂積線は、かつての国道としての機能を受け継ぎ、地域住民の日常生活や産業活動を支えるとともに、高速道路へのアクセス路として広域交通においても重要な役割を果たしている路線です。

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