兼近大樹

兼近 大樹について

兼近大樹（かねちか だいき）は、日本の有名なお笑いタレントであり、EXITというコンビのボケ担当です。1991年5月11日に北海道札幌市で生まれ、吉本興業に所属し、現在も活躍しています。身長は172cm、体重は60kg、血液型はO型です。彼の愛称は「かねちー」として広まっています。

出身と教育背景

兼近は、札幌市立新琴似南小学校と新川中学校を卒業し、北海道札幌北高等学校に通いましたが、定時制高校を中退しました。東京NSCの19期生として芸人の道に進むことになります。特に注目すべきは、彼が中学時代に両親の離婚を経て、弟妹の学費を稼ぐために朝夕働きながら生活を支えた経験です。彼自身は「頭が悪い」と謙遜していますが、その努力は彼の人柄を形成しています。

芸人としてのキャリア

2011年に売春防止法違反の容疑で逮捕されたものの、その後、2014年に同じく芸人の逢見亮太とともに「ぷりずん。」を結成しました。2017年には相方逢見が活動を休止したため、兼近はピンの活動を始め、最終的には「ぷりずん。」の解散を経てりんたろー。と新たにコンビを結成し、「EXIT」と改名しました。このコンビは瞬く間に人気を集め、2019年に吉本男前ランキングで1位を獲得すると、2020年には全日本グラビア対象のメンズ部門賞を受賞するなど、順調にキャリアを積んでいきました。

文学と趣味

兼近は、多様な趣味を持つ人物でもあり、特に読書に熱心です。20歳の時に又吉直樹のエッセイを手にしたことがきっかけで、彼に憧れお笑いの道を志しました。また、江國香織や穂村弘などの作家を好み、文学から得たインスピレーションを自らの作品に活かしています。

社会貢献と影響

2022年には日本テレビの24時間テレビにチャリティーランナーとして参加し、100kmの距離を完走しました。2023年にはラグビーWBCのPrime VideoでMCを務めるなど、社会的なイベントでも存在感を示しています。また、自伝的小説「むき出し」を2021年に出版し、自身の経験や思考を広く伝えています。

近年の活動と受賞歴

近年はテレビドラマやCMへの出演も増え、幅広いジャンルでの活動が目立っています。また、2022年には「木のストロー」や「ホスト相続しちゃいました」といったドラマに出演し、演技力を評価されています。受賞歴としては、R-1グランプリ2024の準決勝進出や、再び英語での活動にも意欲を見せるなど、その多才さを感じさせます。彼の素晴らしい活動は、これからも多くの人々に影響を与えることでしょう。

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