内田慶 (プロ雀士)

内田慶（うちだ けい）

1981年8月5日生まれの麻雀プロ。
日本プロ麻雀協会に所属。
以前は麻将連合-μ-の認定プロとして活躍していました。

プロ入りまで

神奈川県海老名市出身で、2人兄弟の長男として生まれました。神奈川県立厚木高等学校を卒業後、産業能率大学に進学。大学在学中に麻雀に熱中し、厚木市内の麻雀店「オクトパス倶楽部」に出入りするようになります。そこで、プロ雀士の忍田幸夫と出会ったことがきっかけで、麻将連合の門を叩くことになりました。

麻将連合での活躍

麻将連合では、競技麻雀の普及に努める一方で、中国麻雀を基礎とした国際公式ルールの普及にも尽力しました。また、2005年から2007年までは101競技連盟にも所属し、麻将連合とのダブル登録選手として活動。「遺伝子組み換え雀士」という異名で知られるようになりました。

麻将連合代表の忍田幸夫に憧れ、2003年に同団体のツアー選手として登録。同期には石原真人がいます。同年、μカップin札幌で優勝を果たし、22歳2ヶ月という当時最年少記録での電撃優勝で華々しいデビューを飾りました。

その後、2006年にはμリーグ決勝、2007年にはビッグワンカップ決勝に進出するものの、数年間は苦しい下積み時代を経験します。11年のツアー選手期間を経て、2014年に将星決定戦、μカップin仙台で連続優勝を果たし、2015年には女性初の認定プロである草場とも子と共に、19人目の認定プロとなりました。

国際舞台での活躍

麻将連合での活動と並行して、国際公式ルール（中国麻雀）の普及にも積極的に参加。2011年には日本選手権で優勝し、これを機に日本人代表選手として数々の国際大会に推薦されるようになりました。

2012年には中国青島で開催された牌王賽に出場、2015年には中国海南島で開催された国際麻雀連盟（MIL）主催の第一回ワールド・マージャン・スポーツ・ゲームスに出場しました。さらに、2016年には寧波で開催されたシャングリラカップ、四川麻将ルールで行われた日中友好対抗戦で優勝。2017年には中国海南島で開催されたTENCENT麻将トーナメント、中日麻将争覇賽に出場し、日本チームの優勝に貢献しました。中日麻将争覇賽はインターネットで生中継されました。

研究リーグでの活動

日本麻将体育協会研究部会により選抜された、張建民、青野滋、井出洋介などの選手が出場するリーグ戦形式の競技対局「研究リーグ」に2012年より所属。2017年には同リーグで優勝を果たしました。

日本プロ麻雀協会へ

2020年頃に麻将連合を退会し、2021年より日本プロ麻雀協会に入会しました。

プレースタイル

キャッチフレーズは「遺伝子組み換え雀士」。

主なタイトル

2003年：μカップin札幌 優勝
2006年：μリーグ 第四位
2007年：ビッグワンカップ 第三位
2011年：日本選手権 優勝（国際ルール）
2012年：八翔位決定戦進出
2014年：将星決定戦 優勝
2014年：μカップin仙台 優勝
2017年：μカップin仙台 優勝
2017年：日本選手権 優勝（国際ルール）
2017年：対局研究リーグ 優勝（国際ルール）

リンク

* 内田慶 (@idensikumikae) - X（旧Twitter）

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