冨宅正浩

冨宅正浩（ふけ まさひろ）

プロフィール

1975年10月24日生まれの日本の政治家。大阪府柏原市の市長を二期務めています。以前は柏原市議会議員を経験しており、地方政治において実績を積んでいます。

学歴

大阪府柏原市出身で、追手門学院小学校、追手門学院中学校・高等学校を経て、立命館大学法学部を卒業しています。大学受験予備校での経験も経て、法学の知識を深めました。

職歴

2001年4月には八尾市役所に入庁し、公務員としてのキャリアをスタートさせました。その後、維新政治塾の第一期生として政治の世界へ足を踏み入れました。2013年9月には柏原市議会議員に初当選し、政治家としての第一歩を踏み出しました。2017年の柏原市長選挙で初当選し、2021年には無投票で再選を果たしています。

市長としての取り組み

「次世代にツケを回さない安定した市政運営」を基本理念とし、財政難の解消に尽力しています。その一環として、市長の公用車をYahoo! JAPANの官公庁オークションに出品するなど、異例の施策を実行しています。この公用車は2011年式のトヨタ・クラウンで、約1万4500km走行していました。

政治への思い

浪人生時代に阪神・淡路大震災を経験し、その際何もできなかった後悔から、災害に強い街づくりを志すようになりました。2011年の東日本大震災では、公務員として被災地へ応援に行けなかった経験から、政治の力で防災に強い街を作りたいという思いを強く持ち、政治家への道を志しました。

人物像

地元のお笑い芸人と漫才コンビ「市長・市民」を結成し、M-1グランプリ2022に出場し、一回戦を突破するなど、ユーモア溢れる一面も持っています。政治家としての活動に加え、エンターテイメントの分野でも活躍を見せています。

騒動

2021年12月2日、新型コロナウイルス感染防止のため会食の人数や時間制限が設けられていた状況下で、松井一郎大阪市長らとともに大人数での会食に参加していました。この会食は2時間半から3時間に及び、批判を浴びました。松井市長は取材に対して、「人数の上限のアッパーはない」と述べていますが、会食時間が2時間を超えたことについては反省の意を示しています。

関連情報

所属政党: 大阪維新の会
前任の柏原市長: 中野隆司（大阪維新の会元顧問）
公式サイト:
柏原市長 ふけ正浩 OFFICIAL WEB SITE
ようこそ市長室へ | 大阪府柏原市
SNS:
ふけ正浩 (masahiro.fuke.7) - Facebook
ふけ正浩 (@fuke_m) - X（旧Twitter）


冨宅正浩氏は、地方政治の課題解決に尽力しつつ、そのユニークな人柄で多くの人々に親しまれる政治家です。災害に強く、住民が安心して暮らせる街づくりを目指し、日々精力的に活動を続けています。

もう一度検索