冨田七々海

冨田七々海：美貌と知性と社会貢献への情熱

冨田七々海（とみた ななみ）さんは、その美しさだけでなく、知性と社会貢献への熱意を兼ね備えた女性です。初代ミス・カッパドキア世界大会の優勝者として知られる彼女の足跡を辿ります。

生い立ちと国際的な学び

1990年頃、冨田さんは千葉県松戸市で生まれ育ちました。小学校、中学校時代を地元で過ごした後、「英語を勉強して海外で活躍したい」という強い思いから、マルタ共和国のインターナショナルスクールへ進学。その後もカナダのハイスクール、アメリカの大学へと進み、国際的な環境で学びを深めました。大学時代にはシリア難民を研究テーマに選び、早くから社会問題への関心を抱いていたことが伺えます。

社会貢献活動への献身

大学卒業後、企業に就職した冨田さんですが、仕事と並行してAmnesty International Japanや国連UNHCR協会で難民支援活動に積極的に参加しました。ミスコン出場中も、他の出場者に協力を呼びかけるなど、その行動力とリーダーシップを発揮しています。また、「海外に子ども用車椅子を送る会」のメンバーとして、中古の車椅子を修理・整備し、発展途上国に届ける活動にも尽力しています。

ミス・カッパドキア世界大会優勝

2019年7月6日、トルコの世界遺産カッパドキアの観光大使を選出する「ミス・カッパドキア世界大会」の第1回大会が開催され、冨田さんは見事、初代女王の座に輝きました。大会では、世界30カ国からの参加者が10日間にわたり、リハーサル、イベント出演、観光PR、スポンサー訪問など、様々な活動に取り組みました。冨田さんは自身の勝因について、「朝の集合時間に遅れないなど、基本的な生活態度が重視されたのでは」と分析しています。また、東京新聞の取材に対し、カッパドキアのギョレメ国立公園で毎朝5時に見られるという、朝日の中を無数の気球が飛び立つ光景について「とにかくきれい」とその感動を語りました。この大会での優勝を機に、冨田さんは一年間、カッパドキアの魅力を世界に発信するアンバサダーとして活躍しました。

冨田七々海さんの活動は、美しさだけでなく、社会への貢献意欲と実行力によって支えられています。今後の更なる活躍が期待されます。

外部リンク

特定非営利活動法人海外に子ども用車椅子を送る会
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