函館市立巴中学校

函館市立巴中学校の概要

函館市立巴中学校（はこだてしりつ ともえちゅうがっこう）は、北海道函館市に位置する公立の中学校です。本校は、地域の教育環境を改善し、より良い学びの場を提供するために、複数の学校が統合する形で誕生しました。具体的には、以前存在していた凌雲中学校、光成中学校、的場中学校の3校が統合され、さらに校区の変更により宇賀の浦中学校の一部学区も編入されました。

沿革

巴中学校の設立に至る沿革は、2015年6月に始まります。この年に、統合準備委員会が発足し、統合に向けた具体的な話し合いが進められました。2016年3月には、学校名が「巴中学校」と決定され、その後の準備が進みました。

統合に伴う具体的な活動として、2018年3月16日に元の各中学校の生徒を対象に校舎見学会が開催され、教育環境や施設を実際に体験できる機会が設けられました。

巴中学校は2018年4月1日に正式に開校し、5月2日には開校式が行われました。その後、2019年3月15日には初めての卒業式が挙行され、この時の卒業生は184名でした。新たな学校としての第一歩をしっかりと踏み出し、地域の期待に応えるよう努力を続けています。

アクセス

巴中学校へのアクセスは非常に便利です。函館バスの84系統および85系統の「巴中学校」バス停からは、徒歩約200メートル、約3分で到着することができます。また、函館市電の堀川町電停からは、徒歩約670メートル、約10分の距離です。このように、公共交通機関を利用することで、多くの生徒や保護者が通いやすい環境が整っています。

周辺の施設

巴中学校が位置する周辺には、函館市立大森浜小学校があり、進学前の教育施設として密接な関係を持っています。また、的場公園や錦識寺、真宗大谷学園函館第三大谷幼稚園などの地域施設も近く、学校生活を支える環境が整っています。さらに、函館中部高校も近隣にあり、進学先としての選択肢を提供しています。

まとめ

函館市立巴中学校は、地域の複数の公立中学校が統合され、新たな教育の場として生まれました。設立から数年しか経っていないものの、既に多くの卒業生を輩出し、今後のさらなる発展が期待されています。アクセスも良好で、地域との連携も進められており、多くの子どもたちにとって、充実した学びの環境を提供しています。

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