初音ミクDVD〜memories〜

初音ミクDVD〜memories〜』は、2010年2月10日ソニー・ミュージックダイレクト(SMDR)から発売された、初音ミク関連作品のミュージックビデオ(PV)集です。このDVDは、動画投稿サイトを中心に人気を集めた初音ミクの映像作品を厳選して収録した、初の映像作品集としてリリースされました。同時発売された『初音ミクDVD〜impacts〜』とともに、ドワンゴ・ミュージックエンタテインメント(dme)との共同企画として制作されました。

このDVDは、2009年8月に発売されたアルバム『初音ミク ベスト〜impacts〜』、『初音ミク ベスト〜memories〜』に続く企画として実現しました。販売元はSMDRが担当し、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)でもSMDR発売分として扱われています。初回限定版には、スペシャルケースとピクチャーレーベルが採用され、さらに2009年8月31日に開催されたコンサート『ミクFes'09(夏)』の映像を動画サイトで視聴できるシリアルカードが特典として付属しています。価格は3,939円(税込)で、「ミクミク」の語呂合わせで設定されている点が特徴です。

収録されている楽曲は以下の通りです。

ハジメテノオト
3D PVで、maloとpuni-koが初音ミクとコラボレーションしています。作詞・作曲はmalo、映像はpuni-koが担当。
えれくとりっく・えんじぇぅ
手書きアニメーションによる作品で、ヤスオと二色鯉が初音ミクをフィーチャー。作詞・作曲はヤスオ、映像は二色鯉が担当。
ワールドイズマイン
supercellが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はryo、映像はredjuiceが担当。
celluloid
bakerが初音ミクをフィーチャーした楽曲で、作詞・作曲・映像はkisk_bakerが担当。同時発売の『初音ミクDVD〜impacts〜』を含めて、唯一実写を使った作品です。
melody.exe ver2.00
キオ式PVサウンド連合が初音ミクとコラボレーションした楽曲。作詞・作曲はmikuru396、映像はUssyとkioが担当。
ブラック★ロックシューター
supercellが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はryo、映像はhukeが担当。このPVには初音ミクは登場せず、オリジナルキャラクターであるブラック★ロックシューターが登場します。
Last Night, Good Night
livetuneが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はkz、映像はredjuiceが担当。
Dear
19's Sound Factoryと三重の人が初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲は19 -iku-、映像は三重の人、イラストはmeolaが担当。
SETSUNA
SHIKIが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はSHIKI、映像はtokatoto、編曲はFAT、イラストはのの、藤池ひろし、藤代叶、雨司、BoneCat、sacrow、蒼木里緒、ヘナ、nyan_nyan、agatha、vient、あど1、グレ、kykyが担当。
Nebula
Tripshotsが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲・映像はTripshotsが担当。
LOL -lots of laugh-
mikumixが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はmikumix(作詞はエンドケイプ)、映像はpoeyama、イラストはほにゃららが担当。この楽曲は、後に発売される『初音ミク 5thバースデー ベスト〜impacts〜』にも収録されています。
夕日坂
dorikoとnezukiが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はdoriko、映像はnezukiが担当。
スマイリー×スマイリーPV ver.1.1+α
GonGossとMochが初音ミクをフィーチャーした楽曲。作詞・作曲はGonGoss、映像はMochが担当。

このDVDは、初音ミクの多様な魅力を映像で楽しめる作品として、多くのファンに支持されました。収録されている楽曲は、それぞれ異なるクリエイターが制作しており、初音ミクの様々な表情を堪能できます。関連作品として、ソニー・ドワンゴの共同企画による『初音ミクDVD〜impacts〜』、アルバム『初音ミク ベスト〜impacts〜』、『初音ミク ベスト〜memories〜』、コンピレーションアルバム『VOCALOID BEST from ニコニコ動画 (あお)』、『VOCALOID BEST from ニコニコ動画 (あか)』、『初音ミク 5thバースデー ベスト〜impacts〜』、『初音ミク 5thバースデー ベスト〜memories〜』などがあります。また、関連技術として、VOCALOID初音ミクについても知識を深めることで、この作品をより深く理解できるでしょう。

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