勝呂裕司

勝呂裕司（かつろ ゆうじ）

1949年10月7日、北海道虻田郡倶知安町出身の元ノルディック複合選手。
1960年代後半から1970年代前半にかけて、日本を代表するエースとして活躍しました。

プロフィール

倶知安町立倶知安中学校卒業
北照高等学校卒業
日本大学卒業
日本軽金属所属
東京美装所属

競技実績

勝呂選手は、北照高校時代からその才能を発揮し、全日本スキー選手権ノルディック複合で高校生ながら2連覇を達成。さらに、インターハイ（全国高等学校スキー大会）では複合で3連覇、純ジャンプで2連覇という輝かしい成績を残しました。

1970年のノルディックスキー世界選手権では、日本勢最高位の8位に入賞。翌1971年2月の札幌国際冬季スポーツ大会（プレオリンピック）では2位となり、地元開催の1972年札幌オリンピックでの活躍が期待されました。その期待に応え、本番では5位入賞を果たし、これはオリンピックのノルディックスキー競技において日本人初の入賞という快挙でした。

1976年のインスブルックオリンピックでは21位という成績でした。

2008年6月には、田中翔大選手支援のためプライススキークラブを設立し、監督に就任。後進の育成にも力を注いでいます。

日本国内での主な競技成績

1967年：第16回全国高等学校スキー大会ノルディック複合 優勝
1968年：第46回全日本スキー選手権ノルディック複合 優勝
1968年：第17回全国高等学校スキー大会純ジャンプ 優勝
1968年：第17回全国高等学校スキー大会ノルディック複合 優勝
1968年：第23回国体純ジャンプ少年組 優勝
1969年：第47回全日本スキー選手権ノルディック複合 優勝
1969年：第18回全国高等学校スキー大会純ジャンプ 優勝
1969年：第18回全国高等学校スキー大会ノルディック複合 優勝
1971年：第49回全日本スキー選手権ノルディック複合 優勝
1975年：第53回全日本スキー選手権ノルディック複合 優勝

外部リンク

勝呂裕司 - Olympedia（英語）
* 勝呂裕司 - 国際スキー連盟のプロフィール （英語）

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