北上ジャンクション

北上ジャンクションは、岩手県北上市鬼柳町、上鬼柳町に位置し、東北自動車道と秋田自動車道を接続するジャンクションです。その形状はハート型をしており、利用者に親しまれています。

道路

E4 東北自動車道（37番）
E46 秋田自動車道

歴史

北上ジャンクションの歴史は、東北自動車道の開通とともに始まりました。

1977年（昭和52年）11月19日：東北自動車道の一関ICから盛岡南ICが開通しましたが、当時はまだジャンクションは設置されていませんでした。
1994年（平成6年）8月4日：秋田自動車道の北上JCTから北上西ICが開通し、この時に北上ジャンクションが供用開始されました。これにより、東北自動車道と秋田自動車道が接続され、広範囲な交通ネットワークが形成されました。

構造と特徴

北上ジャンクションは、東北自動車道と秋田自動車道を結ぶ重要な Knotenpunkt（結節点）としての役割を果たしています。ハート型のユニークな形状は、上空から見ると非常に印象的です。この形状は、限られたスペースで効率的に二つの高速道路を接続するために設計されたと考えられます。

隣接するインターチェンジ

E4 東北自動車道：(36-1)北上金ヶ崎IC/PA - (37)北上JCT - (38)北上江釣子IC
E46 秋田自動車道：(37)北上JCT - (1)北上西IC

交通の要衝として

北上ジャンクションは、東北地方の高速道路ネットワークにおいて、重要な役割を担っています。秋田方面からの交通が東北自動車道へ、またはその逆方向への交通がスムーズに移行できるため、物流や観光の効率化に大きく貢献しています。特に、冬季の交通においては、秋田自動車道を経由して日本海側と太平洋側を結ぶ重要なルートとなっています。

今後の展望

北上ジャンクションは、今後も東北地方の交通インフラにおいて重要な拠点であり続けるでしょう。高速道路の維持管理や改良が進められることで、より安全で円滑な交通が実現することが期待されます。また、周辺地域の開発や観光振興にも、引き続き貢献していくと考えられます。

関連情報

日本のインターチェンジ一覧 か行

外部リンク

東日本高速道路

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