北上信用金庫

北上信用金庫について

北上信用金庫（きたかみしんようきんこ）は、岩手県北上市を本拠地とする信用金庫です。その事業エリアには、北上市を中心に西和賀町、金ケ崎町、そして花巻市と奥州市の一部が含まれています。また、西和賀町では指定金融機関としての役割も担っています。

歴史と沿革

北上信用金庫の起源は1948年（昭和23年）に遡ります。当初は「黒澤尻信用組合」として設立され、1952年（昭和27年）には信用金庫法に基づいて「黒澤尻信用金庫」と改組されました。さらに、1954年（昭和29年）に北上市の市制施行を受けて、「北上信用金庫」と改称され、現在に至ります。

店舗とATMの設置状況

北上信用金庫は、北上市内に8店舗を構え、さらには西和賀町にも1店舗を設置しています。さらに、店外ATMは北上市と西和賀町に合計10ヶ所を設置しており、他の金融機関との共同利用も可能です。利用者は、便利な場所で金融サービスを受けることができ、多様なニーズに応えるために、最新の情報や詳細は公式ウェブサイトで確認可能です。

スポーツ振興くじtotoの払い戻し

北上信用金庫では、スポーツ振興くじ（toto）の当選券の払い戻しは、北上市本通り一丁目にある本店で行われています。これにより、地域住民や訪問者が当選券の処理をスムーズに行えるよう配慮されています。

不祥事と改善

過去には、現金着服事件やカードローン不正流用事件が発生し、これらの事件を隠蔽しようとしたことが問題視されました。2007年2月2日には、東北財務局から業務改善命令を受けることになりました。このことから、金庫の法令遵守や経営管理に重大な問題があるとの認識が示されました。

関連情報

北上信用金庫は、地域に密着した金融機関として、地域経済の発展に寄与することを目指しています。関連項目としては、東北しんきんカードや、日本の信用金庫一覧があります。また、詳細情報は公式ウェブサイトでも確認できます。

このように、北上信用金庫は地域の信頼に応えるべく、しっかりとしたサービスを提供し続けています。

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