北区立図書館

北区立図書館について

東京都北区に位置する北区立図書館は、公共の図書館ネットワークとして地域住民にさまざまな情報や資料を提供しています。全体で13館を有し、その中心的な役割を担うのが中央図書館です。中央図書館は十条台の中央公園内にあり、2008年に移転し新たに開館しました。その他にも、滝野川図書館や赤羽図書館といった拠点館があり、それぞれが独自の資料を収蔵しています。

蔵書数と収集資料

北区立図書館は、その豊富な蔵書で知られています。2024年3月31日時点で、一般書は1,072,586冊、児童書は304,237冊、合計で1,376,823冊の資料を所蔵しています。この他にも、77,603巻のCDや5,502巻のDVD、さらには16ミリフィルム106巻が保有されています。また、特定の図書館に所属しない「北区図書館共通資料」として、一般書464,520冊、CD29,101巻が存在し、地域の各図書館で利用できる仕組みが整っています。これにより、各館で保管されている資料を超えて、幅広い知識が地域の住民に提供されています。

利用方法

北区立図書館は、北区に在住、または勤務する人々以外でも利用が可能です。一般書などのほとんどは借り出し可能ですが、在住者以外にはいくつか制限があります。例えば、特定の資料の予約や他館からの借り受けについては、窓口で申込みが必要です。インターネットや電話等による予約ができないため、利用者は図書館に直接足を運ぶ必要があります。このようなハードルがありますが、図書館の資料は多くの人々に開かれています。

各図書館の特徴

中央図書館

北区立中央図書館は、十条台に位置し、周辺環境も整った便利な立地です。広いスペースを利用し、多様なイベントや展示が催されており、訪れる人々にとって魅力的な場所となっています。

滝野川図書館

滝野川図書館は、地域に密着した図書館として位置づけられています。鉄筋コンクリートのしっかりとした建物の中には218席の座席があり、静かに勉強や読書ができる環境が整っています。また、多様な資料が保有されており、利用者にとって非常に頼りにされている図書館の一つです。

赤羽図書館

赤羽図書館は、赤羽南に位置し、駅からも近いという利便性があります。211席の座席が用意されており、多くの来館者が満足できるよう、豊富な資料が取り揃えられています。ここでも、地域の人々に必要な情報を提供するため、さまざまなサービスが行われています。

開館時間と休館日

各図書館の開館時間は、平日と土曜日が午前9時から午後8時まで、日曜・祝日は午前9時から午後5時に設定されています。休館日は毎週月曜日や毎月第4木曜日の館内整理日などがあり、臨時での休館も行われることがあります。特に年末年始期間には、多くの図書館が休館となるため、利用者は事前にスケジュールを確認することが重要です。

まとめ

北区立図書館は、地域住民にとって貴重な知識の拠点であり、さまざまな文化的活動が行われています。豊富な蔵書、高品質なサービス、そして利用しやすい環境を整えることで、今後も多くの人々に支持される図書館であり続けるでしょう。

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