北千曲川橋

北千曲川橋

北千曲川橋は、長野県中野市の千曲川に架かる上信越自動車道（関越自動車道上越線）に位置する橋梁です。信州中野ICと豊田飯山ICの間にあり、地域の重要な交通インフラとして機能しています。

概要

北千曲川橋は、上り線（1期橋）と下り線（2期橋）で構造が異なります。どちらの橋も鋼製の主桁と鉄筋コンクリート橋脚が剛結された複合ラーメン橋ですが、2期橋では自重軽減、耐久性向上、施工省力化を目的に鋼・コンクリート合成床版が採用されています。

1期橋（上り線）

形式: 4径間連続複合非合成ラーメン箱桁橋（渡河部）
橋格: B活荷重
橋長: 371.0 m
渡河部: 348.000 m
支間割: 84.350 m + 89.000 m + 89.000 m + 84.350 m
幅員:
総幅員: 10.400 m
車道: 9.000 m
総鋼重: 1,618 t（渡河部）
床版: 鉄筋コンクリート床版（渡河部）
施工: 日本橋梁（渡河部）
架設工法: トラックレーンベント工法、ケーブルエレクション斜吊工法（渡河部）

2期橋（下り線）

形式: 鋼4径間連続複合非合成ラーメン箱桁橋 + PC単純合成桁橋
橋格: B活荷重
道路規格: 第1種第3級B規格
設計速度: 80 km/h
橋長: 374.550 m
渡河部: 350.550 m
支間割: 83.909 m + 88.996 m + 88.938 m + 87.357 m
幅員:
総幅員: 9.730 m
車道: 8.840 m
総鋼重: 2,675 t（渡河部）
床版: 鋼・コンクリート合成床版
施工: 宮地鐵工所（渡河部）
架設工法: 手延べ送出し工法、クレーンベント工法（渡河部）

歴史

北千曲川橋を含む信州中野IC - 中郷IC間は、1997年（平成9年）10月16日に暫定2車線で開通しました。その後、2005年（平成17年）4月29日に信州中野IC - 豊田飯山IC間が4車線化され、交通容量が拡大しました。

周辺情報

北千曲川橋の周辺には、千曲川の豊かな自然が広がっています。国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所のウェブサイトでは、空から眺める千曲川の様子が公開されており、橋梁の位置関係や周辺の景観を確認できます。

関連情報

千曲川橋 (曖昧さ回避)
NEXCO東日本 コーポレートサイト - 東日本高速道路（橋梁管理者）
空から眺める千曲川・犀川 千曲川下流 - 国土交通省北陸地方整備局千曲川河川事務所
66 小布施橋
67 小布施橋下流
68 立ヶ花橋上流
69 立ヶ花橋下流
70 北千曲橋

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