北川玲子

北川玲子

北川玲子は、日本の女性漫画家であり、その作品は少女漫画からホラー、ミステリーまで多岐にわたります。1984年に『URAWAシティナイト』でデビュー後、『La comick』を中心に活動し、一般社団法人マンガジャパンにも所属しています。趣味はバレエと観劇。

プロフィール

新潟県南魚沼市出身で、現在は埼玉県蕨市に在住。
元外交官でフィンランド関係の書籍を執筆している北川達夫はいとこにあたります。
埼玉県立浦和第一女子高等学校では漫画同好会と美術部に所属し、少女漫画家の赤石路代と伊藤結花理は先輩にあたります。
立教大学文学部日本文学科を卒業。立教大学漫画研究会に所属していました。

作品の特徴と魅力

北川玲子の作品は、その独特な世界観と、時に残酷でエロティックな描写が特徴です。初期の少女漫画から、次第にホラーやミステリーへと作風を広げ、人間の心の闇や狂気を描いた作品も多く発表しています。また、アンソロジーへの参加も多く、様々な作家とのコラボレーションも見られます。

主な作品リスト

URAWAシティナイト(1984年)
土曜日はだめよ(1985年)
善良な人に愛の手を
あなたをつかまえさせて
ホットなあなたとクールなあなた
山本さんちのおやつ時
美味しい生活(1987年)
情景は溶解する
一番哀しい歌
天の配剤
素直な女(1988年)
おしあわせなあなた
愛が崩れた
ガラスの蝶々
刺草の燃える音
私の眼に映るもの
天上の家
逃がした魚は大きい!!
迷宮の闇の底
引き裂かれた夜
悪いのはおまえだ
2年ののち
なんでも半分
冬の薔薇
微笑む女
水晶の森
辰星落々
凍りつく部屋
不快指数殺人事件
メランコリア
海の奇蹟
魚類の薔薇
私は宇宙人の子を身籠もった!!
エンティティ
蠅の王
夜の砕ける音
夢の終わり
悪いのはお互いさまだ
バラ色の人生
心ゆれて

単行本

素直な女(笠倉出版、1989年)
うろこ少年(ぶんか社、1996年)
わた雪(蒼馬社、1996年)
ラ・マルディシオン(蒼馬社、1997年)
愛のあやまち(宙出版、1997年)
暗闇に葬れ(大創産業、2004年)
戦火の子どもたち(ぶんか社、2005年)

アンソロジー

女囚告白簿(主婦と生活社、1993年)
ホラーM神田茉莉＋北川玲子特集(ぶんか社、1994年)
おそれ~高橋克彦怪奇の世界(宙出版、2000年)
性の響宴(ぶんか社、2004年)
淫楽の宴(ぶんか社、2007年)

外部リンク

明るいワラビネーゼの生活 公式ブログ - Ameba Blog
北川玲子 (@warabinx) - X（旧Twitter）

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