北斗軍

北斗軍（ほくとぐん）



北斗軍は、全日本プロレスにおけるプロレスユニットであり、パフォーマンスや試合での活躍が注目を集めています。このユニットは、2023年の世界最強タッグ決定リーグ戦に出場した大森北斗と中嶋勝彦のタッグ名から派生し、その名を冠しています。

結成の背景



大森北斗が「北斗軍」というチーム名を勝手に名乗ったのが始まりで、彼らは強豪タッグとして最強タッグ決定リーグ戦で優勝を果たしました。しかしその後、中嶋選手は2024年3月の大会を最後に全日本プロレスから離脱しました。

その後、大森は全日本プロレス本隊で活動を続けながらも、2024年に羆嵐とのタッグを発表。5月の仙台大会では愛澤 No.1、さらに6月には岐阜大会でハートリー・ジャクソンと柳ケ瀬プロレスのジャック・ケネディが加わり、メンバーが増強されました。6月24日には「X」の投入を予告し、サイラスがその正体として合流。北斗は新しいコスチュームに身を包み、北斗軍の再始動を宣言しました。

戦績と挑戦



2023年10月23日、北斗軍は北斗、羆嵐、サイラスのトリオで、全日本プロレスTV認定6人タッグ王座に挑戦し、勝利を収めて新王者となりました。しかし、2024年の最強タッグには2チームが出場しましたが、目立った成果は上げられませんでした。さらに、12月31日に行われた「第52回 紅白プロレス合戦」では、敗者チームが女装して全日本プロレス公式YouTubeチャンネルで生配信を行うという厳しい条件を受け、北斗軍側がその罰を受けることとなりました。この生配信は翌年の1月14日に行われました。

2025年1月2日には、6人タッグ王座選手権試合でバカの時代に敗れ、タイトルを失いました。以後はそのグループとの抗争が続き、アジャコングや近藤修司といったサポートメンバーも加わるも、6人タッグ王座の奪還は果たせませんでした。

3月9日には春のトライアウトを実施し、そこで「世界のYOSHIDA」こと吉田隆司が新メンバーとして加わることになりました。5月18日には、北斗、羆嵐、吉田のトリオで再び6人タッグ王座に挑戦し、ついに勝利を収め、王座を奪還しました。その後、北斗は対綾部蓮に新たな仲間として「XXL」の投入を予告します。

6月1日、NWAのタロース選手が「XXL」として北斗軍に加入することで、さらなる戦力強化が図られました。

現在のメンバー



サポートメンバー



連携技


北斗軍は「北斗軍スペシャル」という連携技を持ち、それは三人がかりで相手を攻撃する方法です。この技は、コーナーポスト上にいる相手に対し、北斗がブレーンバスターの体制を取り、仲間が彼を投げる形で繰り出されます。はじめは相手に受け止められることが多いものの、成功する瞬間もある貴重な技です。

入場曲


ユニットの入場曲は、吉田隆司が手がけた「北斗軍ラップ」で、これによってメンバーはリンクスを強調し、観客との一体感を高めています。

北斗軍は、ユニークなメンバー構成やダイナミックな試合運びにより、全日本プロレスの中でも特異な存在感を放っています。

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