北海道建設新聞

北海道建設新聞

北海道建設新聞は、北海道建設新聞社が発行する日刊の業界新聞です。1958年の創刊以来、北海道の建設業界に特化した情報を発信し続けています。

概要

高度経済成長期に基盤を築き、北海道内の主要13都市に拠点を展開。道内全域をカバーする情報ネットワークを構築しています。札幌第１合同庁舎、北海道庁、札幌市役所などの記者クラブに常駐するほか、全道12支社局に記者を配置し、地域に密着した取材活動を行っています。

2015年にはカラー印刷を日刊化し、視覚的な情報伝達能力を向上させました。また、独自の配信システム「e-kensin」および「e-kensinプラス」を構築し、Web事業を積極的に展開しています。

2019年からは、「e-kensinプラス」の新サービスとしてGIS（地理情報システム）を活用した「e-kensinマップ」を提供開始。Google マップを基盤地図として、北海道建設新聞社の記事情報に加え、地番図や航空写真を重ねて表示することで、ワンストップで土地情報を取得できる画期的なサービスを実現しています。

本社・支社

• - 本社：北海道札幌市中央区北4条西19丁目1番1号
• - 支社：旭川、苫小牧、帯広、函館、釧路、空知、小樽、北見
• - 支局：室蘭、留萌、稚内、網走

沿革

• - 1958年：道通を設立。「道通日刊建設」と「北海道開発年鑑」を発行。
• - 1962年：ブランケット判14段組み2ページを発行。
• - 1972年：本社社屋を現在地に新築。
• - 1975年：北海道新聞販売店を通じ、札幌市内の戸別配達を開始。
• - 1996年：完全週休2日制実施。OA機器増大に対応した新社屋が完成。
• - 2001年：インターネット・ホームページを開設。
• - 2003年：新組版システム「はまなす45」が稼働。
• - 2005年：「e-kensin」Web事業を開始。
• - 2008年：会社設立50周年。50年史を刊行。輪転機、折機を更新。
• - 2009年：札幌市政記者クラブ、北海道経済記者クラブに加盟。
• - 2010年：紙面刷新。「民間・総合」版を新設。
• - 2010年：北海道中小企業家同友会の機関紙「中小企業家しんぶん・北海道版」を受託。
• - 2011年：Web会員向けメール配信サービスを開始。
• - 2012年：北海道警備業協会の機関誌「北斗星」を受託。NEC新聞製作システム「SUPER DIGITORIAL」導入。「社訓」「当社の方針」「編集綱領」を改訂。
• - 2013年：第一国会記者クラブに入会。
• - 2014年：サテライト機、輪転機を導入。道政記者クラブ入会。日経テレコンに記事データ提供開始。
• - 2015年：ジーサーチに記事データ提供開始。
• - 2016年：ファクティバに記事データ提供開始。
• - 2017年：ニュースサイト「e-kensin」と会員専用サイト「e-kensinプラス」をスタート。
• - 2019年：㈱建新総合研究所を新設。地図情報サービス「e-kensinマップ」を開始。㈱住宅産業新聞社と㈱住宅流通研究所を子会社化。
• - 2020年：「北海道都市開発・建設総合展2020」に出展。「e-kensinプラス」「e-kensinマップ」を紹介。
• - 2021年：北海道建設新聞社従業員持株会設立。国土地理院主催Geoアクティビティコンテスト2021で「e-kensinマップ」が地域貢献賞を受賞。
• - 2022年：㈱北海道医療新聞社の株式を取得し子会社化。北海道建設新聞社、北海道住宅産業新聞社、北海道医療新聞社、住宅流通研究所の4社で「北海道産業メディアグループ」を結成。
• - 2023年：日刊建設工業新聞社（東京）と業務提携。「e－kensin」事業の関東圏サービス開始。「e-kensin」システムの特許査定通知。
• - 2024年：「e-kensinニュース 北海道建設新聞」始動。「e-kensinプラス」に紙面PDF搭載開始。
• - 2025年：㈱アスカムの株式を取得し子会社化。

北海道建設新聞は、北海道の建設業界の動向を伝えるとともに、Webサービスを通じて建設業界のDXを推進する重要な役割を担っています。

参考文献

• - 「札幌商工年鑑・2006年版」2005年10月、札幌出版

外部リンク

• - 北海道建設新聞社

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