北海道日本ハムファイターズの応援団

日本ハムファイターズの応援団

プロ野球・北海道日本ハムファイターズを応援する私設応援団は、試合を盛り上げる上で欠かせない存在です。その中心となるのが「全国闘将会」です。全国闘将会は、札幌、東京、大阪、福岡に支部を持ち、それぞれの地域で熱い応援を繰り広げています。

全国闘将会

2003年、複数の応援団体が統合し、翌年の北海道移転を機に「全国闘将会」が発足しました。現在は、一軍公式戦やフレッシュオールスターなどで活動する唯一の団体です。

各支部は、基本的には試合が開催される地域で応援を行いますが、団員が他の地域へ遠征することも頻繁にあります。特に、開幕戦やポストシーズンなどの重要な試合では、多くの団員が集結し、一体となってチームを応援します。

長年使用されてきたオレンジ色の法被は、1982年のユニフォーム変更に由来するものですが、2023年3月30日のエスコンフィールドHOKKAIDOでの開幕戦から、球団カラーに合わせた水色の法被と旗に一新されました。

札幌闘将会

北海道移転前年の2003年後期に発足しました。東京から札幌へ移住した団員や、地元で新たに加わった団員で構成されています。本拠地の札幌ドームや北海道内の各球場を中心に活動しています。

札幌闘将会の旗には、「札幌闘将会 FIGHTERS -HOKKAIDO- SINCE 2004」という文字が記されています。

闘将志天

2006年に活動を停止した東京闘将会が、2007年に「闘将志天」として再始動しました。主に東京ドームなど関東・東北地方を中心に活動しています。

東京闘将会の前身である関東烈闘会時代には、他の球団の応援団がチャンステーマを作る中で、なかなか独自のテーマがありませんでした。しかし、2000年に選手の応援歌を流用する形で初めてチャンステーマが作られました。

東京ドームでの主催試合では、移転前の応援スタイルが継続して使用されています。また、2008年以降は関東限定・東京ドーム限定のチャンステーマも使用しており、他の支部とは異なる独自の応援スタイルを確立しています。

闘将志天は、東京時代の球団旗や、2003年以前に在籍していた選手の横断幕を所有しています。

大阪闘将会

京セラドーム大阪を中心に関西地方で応援活動を行っています。

大阪闘将会の旗には、「優勝目指し限り無く 覇夢 全国広域迅雷魂 大阪闘将会」という文字が記されています。

福岡闘将会

みずほPayPayドームを中心に応援活動を行っています。

福岡闘将会の旗には、「北の大地に茜射し 西の夜空に夜空に橙志燃ゆ 福岡闘将会 北の旗印在る処 烈風勇舞し覇を渡さん」という文字が記されています。

かつて活動していた団体

過去には、以下のような様々な応援団体が存在しました。

闘将戴天東京応援団
関東闘将戴天
関東烈闘会
東京幸雄会
東京勇騎会
2代目東京応援団
関東応援団
嵐を呼ぶ会
ファイターズ応援会
東京応援団(初代)
ファイターズ外野応援会
ファイターズ東京応援団
関西応援団東京支部
湘南会
関東爆東会
サンデーグロス
燃えろ誠剛
酒会（さっかい）
TEAM　CANADA
大日本野宿党
OSAKA応援団
関西応援団･大阪北工場応援団（社員応援団）
闘将迅雷関西応援団
和泉会
九州応援団
福岡疾風会
田村藤夫会
疾風迅雷九州応援団
札幌応援団

これらの団体は、統合や解散を経て、現在の全国闘将会に繋がっています。各団体がそれぞれの時代に、日本ハムファイターズを熱く応援してきました。

旗と横断幕

各応援団は、独自の旗や横断幕を掲げています。そのデザインやメッセージには、それぞれの団体の個性や、選手への熱い想いが込められています。

旗

「全国日本ハムファイターズ私設応援団 一戦力闘 不屈の闘志 飛翔天 全国闘将会 SAPPORO-TOKYO-OSAKA-FUKUOKA」
右肩上がりに「闘将志天」、右下がりに「東都の誇り 此処にあり」、下部に「全国闘将会」
「優勝目指し限り無く 覇夢 全国広域迅雷魂 大阪闘将会」
「北の大地に茜射し 西の夜空に夜空に橙志燃ゆ 福岡闘将会 北の旗印在る処 烈風勇舞し覇を渡さん」

横断幕

「克己心が導く 覇道へ翔け 中田翔 全国闘将会」
「久遠に高く 理想の道を征け 清宮幸太郎 全国闘将会 闘将志天」
「遥かに輝く光の先へ 霆撃煌々 西川遥輝 大阪闘将会」

これらの旗や横断幕は、応援の象徴として、試合会場を彩っています。

まとめ

日本ハムファイターズの応援団は、長年にわたりチームを支え続けてきました。その歴史や活動は、単なる応援団の枠を超え、ファンとチームを結びつける大切な存在です。全国闘将会は、これからもファンと共に、チームの勝利を後押しするでしょう。

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