北海道道268号岩内蘭越線

北海道道268号岩内蘭越線は、後志地方の岩内町と蘭越町を結ぶ主要な道道です。この路線は、地域の交通を円滑にし、経済活動や住民の生活を支える重要な役割を果たしています。

路線概要

起点: 北海道岩内郡岩内町字高台（北海道道66号岩内洞爺線起点）
終点: 北海道磯谷郡蘭越町字豊国（北海道道229号北尻別蘭越停車場線交点）
総延長: 31.084 km
実延長: 16.816 km
重用延長: 14.268 km
道路管理者: 後志総合振興局 小樽建設管理部（共和出張所、蘭越出張所）

路線状況

岩内蘭越線は、一部区間で北海道道66号岩内洞爺線と重複しています。具体的には、岩内町の起点から共和町老古美までの区間が重複区間です。

また、冬季には交通規制が行われ、共和町老古美から蘭越町字新見1にかけての7.0 kmの区間が通行止めとなります。この区間には、新見温泉ゲートが設置されています。

歴史

この路線の歴史は古く、1957年（昭和32年）に198号として路線認定されました。その後、1994年（平成6年）に路線番号が268号に変更されました。さらに遡ると、この路線の前身は1944年（昭和19年）に認定された準地方費道149号岩内港蘭越停車場線の一部区間です。

地理

岩内蘭越線は、以下の自治体を通過します。

岩内郡岩内町
岩内郡共和町
磯谷郡蘭越町

沿線には、美しい自然が広がっており、特に新見峠（標高747 m）付近は景観に優れています。新見峠は、共和町老古美と蘭越町字新見の間に位置し、ドライブやツーリングに訪れる人々を魅了しています。

道路施設

この路線には、以下の主要な橋梁があります。

湯の川橋（11 m、ペンケ目国内川、蘭越町新見）
中の川橋（18 m、タカの沢川、蘭越町新見）

また、冬季の通行止め区間には、常設型ゲートが設置されています。

ゲート（共和町老古美、北海道道66号岩内洞爺線交点）
新見温泉ゲート（蘭越町字新見1）

交差する道路

北海道道66号岩内洞爺線（共和町老古美で重複）
* 北海道道229号北尻別蘭越停車場線（蘭越町豊国で接続）

北海道道268号岩内蘭越線は、地域の観光資源を結びつけ、人々の交流を促進する重要な役割を担っています。

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