北秋中央病院

北秋中央病院（秋田県北秋田市）

北秋中央病院は、かつて秋田県北秋田市花園町に存在した病院です。2010年3月をもって閉鎖され、その役割を終えました。

概要

病院は旧鷹巣町の中心部、現在の北秋田市役所近隣に位置していました。2010年4月、北秋田市内の公立病院3施設が統合され、北秋田市民病院として新たに開設されたことに伴い、閉鎖されました。北秋田市民病院は、北欧の杜公園の隣に位置し、指定管理者制度の下で運営されています。統合の際、北秋中央病院は閉鎖されましたが、他の2つの病院は規模を縮小して存続することとなりました。

当初、北秋田市民病院の開業は2009年10月を予定していました。しかし、諸事情により開院が遅れ、2009年12月頃になる見込みとなりました。冬季に旧病院から新病院への入院患者の移動は、患者の健康状態に悪影響を及ぼす可能性がありました。そのため、開院時期は当初の予定より半年延期されることになりました。

沿革

北秋中央病院の歴史は、明治時代に遡ります。

1889年 - 鷹巣村外五カ町村立組合鷹巣病院として設立。
1912年 - 廃院。
1929年 - 鷹巣病院（私立）として再発足。
1942年 - 鷹巣町立鷹巣病院として運営。
1944年 - 当時の秋田県農業会が町立鷹巣病院を買収し、北秋中央病院として新たに開設。
1975年7月29日 - 秋田県より地域センター病院の指定を受ける。
2004年 - 臨床研修病院に指定。
2010年3月30日 - 外来診療を終了。
2010年3月31日 - 廃院。

脚注

関連項目

岸部陞 - 名誉院長（初代・北秋田市長）
北秋田市民病院

外部リンク

北秋中央病院 - 秋田県厚生農業協同組合連合会 - ウェイバックマシン

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