北見市民会館

北見市民会館について

北見市民会館（きたみしみんかいかん）は、北海道北見市にある文化施設で、地域の文化活動を支える重要な役割を果たしています。この施設は、北見市中央公民館（きたみちゅうおうこうみんかん）が併設されており、市民の文化交流や教育の場として活用されています。

概要

北見市民会館は、とん田公園内に位置し、以前は北見市立西小学校の跡地で建設されました。開館以来、オホーツク地域内では最大規模を誇るホールとして、市民が自主的に行う文化活動に加え、研修会や各種大会などの多様な用途に利用されてきました。また、市民大学講座「北見ことぶき大学」を主催するなど、さまざまな講座も開催されています。

施設は開館以来、数回の大規模改修を経ており、1990年度には調光や音響設備の改善が行われ、1992年度には客席が全面的に改修されました。さらに、2011年度から2012年度にかけて実施された大規模改修では、耐震工事や反響板の設置などが行われ、快適かつ安全な文化活動の場が整えられました。

施設の詳細

大ホール

• - 固定席: 1,323席
• - 舞台: 間口17.0 m、奥行13.5 m、高さ8.0 m
• - 客席: 奥行33.6 m、幅31.3 m

大ホールは多くの観客を収容できるため、コンサートや演劇、講演など、多目的に使用されています。

小ホール

• - 移動席: 250席
• - 舞台: 間口9 m、奥行3.8 m

小ホールは、よりインティメートな空間でのイベントや講座に使用されています。

各部屋の紹介

• - 1号室: 移動席120席、洋室128 m²
• - 2号室: 移動席15席、洋室23 m²
• - 3号室: 和室14畳
• - 4号室: 移動席100席、洋室114 m²
• - 5号室: 移動席40席、洋室70 m²
• - 6号室: 和室24畳
• - 7号室: 移動席40席、洋室67 m²
• - 実習室: 移動席40席、洋室100 m²（調理台7台）

これらの部屋は、ワークショップや個別の講座など、柔軟な使用が可能な設計になっています。

楽屋と食堂

楽屋は複数の部屋が設けられ、キャパシティも異なるため、様々な規模のイベントに対応できます。全体の広さは1号室が53 m²、2号室が11 m²、3号室が36 m²、4号室が11 m²、5号室が9 m²となっています。また、食堂も完備しており、利用者がイベントの合間に休憩したり、食事をとったりできるスペースが確保されています。

地域との関わり

地域の文化活動や教育をサポートする北見市民会館は、地元の人々にとって大変重要な施設です。さまざまなイベントや講座を通じて、市民が集まり、交流を深める場を提供し続けています。今後も、地域文化の振興に寄与する役割を果たすことでしょう。

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