北青木 (神戸市)

北青木（きたおおぎ、きたおうぎ）

北青木は、神戸市東灘区の本庄地区に属する町名であり、住居表示が実施されている区域です。この地域は、北青木一丁目から北青木四丁目までのエリアを含み、平成17年の国勢調査では、2,815世帯、人口は6,612人で、内訳は男性が3,134人、女性が3,478人でした。郵便番号は658-0014です。

地理

北青木は、本庄地区の西部に位置し、かつての青木村や西青木村と関連が深い地域です。このエリアは、阪神本線の北部と鳴尾御影線の南部にまたがっています。周辺の地域は、東に深江北町、南から南東には阪神本線を挟んで青木、西には天上川を挟んで魚崎中町や魚崎北町が、さらに南西には魚崎南町が接しています。また、北から北東にかけては鳴尾御影線を挟んで本山南町と隣接しています。

歴史

北青木の歴史は1971年（昭和46年）に遡ります。この年の6月1日に、北青木は本庄町深江字高橋町、本庄町青木字大倉町、本山町中野字江ノ元、青木字寺門町と古堂町の地域を町名として設定し、住居表示が施行され、正式に成立しました。具体的には、東端に位置する一丁目に深江字高橋町と本山町中野字江ノ元が配置され、二丁目には青木字寺門町・古堂町の東半が設けられました。三丁目は古堂町の西半と、本町の東半、前田町の東半が含まれ、四丁目には本町の西半と前田町の西半が設定されました。

交通

北青木の交通アクセスは、鉄道とバスによって整備されています。最寄りの鉄道は阪神電鉄の青木駅で、ここから周辺地域への移動が便利です。また、神戸市営バスも運行されており、地域内外へのアクセスが可能です。

施設

北青木には多くの住居施設や公園が点在しています。代表的な施設には、県営青木団地や県営青木第二鉄筋住宅、市営北青木住宅、北青木公園、西青木公園、そして寺門公園などがあります。これらの住宅と公園は、地域住民にとって憩いの場となっています。さらに、浄土真宗本願寺派の寺院である西林寺や、春日神社も地域の重要な施設として存在し、地元の信仰の中心地となっています。

まとめ

北青木は、神戸市東灘区において歴史と文化を感じることができる地域です。周囲の町と連携しながら発展し続けるこの町は、住居、交通、施設が整い、住みやすい環境が整っています。地域の特性や魅力を理解し、楽しむことができる場所として、多くの人々にとっての新たな拠点となっていることでしょう。

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