千野弘美

千野 弘美 - 日本の女優

千野弘美（せんの ひろみ、1956年8月18日生まれ）は、日本の女優で、本名は原野弘美です。出身は大阪府で、夙川学院短期大学を中退後、東京俳優生活協同組合を経て、現在はテロワールに所属しています。

デビューとキャリア

千野は1973年に日本テレビのドラマ『たんぽぽ』で女優デビューを果たしました。彼女の初役では、桃子として出演し、多くの視聴者の目に留まりました。以降、彼女は映画やテレビドラマなど、幅広いジャンルで活躍し、多くの作品に抜擢されてきました。

主な出演作品

映画

千野は映画界でも様々な作品に出演しています。1980年には『看護婦のオヤジがんばる』や、『SHŌGUN』というアメリカの作品に出演しました。さらに、2004年の『呪霊 THE MOVIE 黒呪霊』や、2007年の『天使がくれたもの』、そして2008年の『火垂るの墓』においては、本城君枝という重要なキャラクターを演じました。

テレビドラマ

テレビドラマでも非常に多くの作品に出演しています。彼女は『太陽にほえろ!』や『桃太郎侍』、さらには『水戸黄門』など多くの人気シリーズにレギュラーやゲスト出演しています。特に、1983年から1984年には連続テレビ小説『おしん』でのはる役で広く知られるようになりました。

知名度が高まる中で、千野は『暴れん坊将軍』や『西部警察』などのヒット作にも登場し、様々な役柄を見事にこなしています。また、90年代以降も『はぐれ刑事純情派』や『美しい人』、さらには2002年の『夢のカリフォルニア』など、現代のドラマにおいても活躍を続けています。

舞台やCMでも活躍

映画やテレビだけでなく、舞台でも千野は多くの役割を担っています。明治座の舞台『おしん』では、再びはるというキャラクターを演じました。また、彼女はCMにも出演しており、花王の「ハミング」やミツカンの「味ぽん」のCMでその存在感を発揮しています。

終わりに

千野弘美は、その力強い演技と多岐に渡る役柄で観客の心を掴み続けています。彼女のキャリアは40年以上に及び、今もなお新たな挑戦を続けている彼女の姿は、多くの若手俳優たちの手本となっています。今後の活躍にも大いに期待が寄せられています。

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