南本町 (船橋市)

南本町（みなみほんちょう）

千葉県船橋市に位置する南本町は、丁目の設定がない単独の町名です。郵便番号は273-0004で、船橋市の南西部に位置しています。

地理

南本町は、北で本町、東で湊町、南で栄町、西で海神町、北西で海神と隣接しています。町の東端には海神川が流れ、主に住宅地として利用されています。この地域は、落ち着いた住環境が特徴です。

歴史

江戸時代から戦後

江戸時代、南本町一帯は九日市漁師町の遠浅海岸でした。その後、砂浜を利用した塩田が開発されましたが、1917年の台風による高潮災害で壊滅。1929年には塩専売法により塩田としての歴史を終えました。戦後、この塩田跡地には都内からの戦災者や引揚者が多く移り住み、特に南半分は「都疎浜（とそはま）」と呼ばれるようになりました。現在でも、自治会名などにその名残を見ることができます。

住居表示の実施

1965年9月1日、それまで本町1丁目の一部だった国道14号以南の地域と海神町3丁目の一部が統合され、住居表示が実施されて南本町として独立しました。南本町は、船橋市内で最初に住居表示が実施された地域の一つです。

地名の由来

南本町の地名は、その名の通り、本町の南側に位置することに由来します。このシンプルな命名は、地域の地理的な特徴をよく表しています。

世帯数と人口

2017年11月1日現在のデータによると、南本町の世帯数と人口は以下の通りです。

（データは省略されています）

学区

南本町に住む児童・生徒が通う市立小・中学校の学区は以下の通りです。

（学区情報は省略されています）

施設

南本町には、以下のような公共施設や教育施設があります。

船橋郵便局
船橋市立千鳥保育園
船橋市立さざんか学園
船橋市南本町子育て支援センター
社会福祉協議会
船橋市都疎浜ポンプ場
南本町県営住宅

注意点

船橋市立南本町小学校は、京葉道路を挟んだ南側の栄町1丁目に位置しており、南本町の町域内には含まれません。

関連項目

南本町 (曖昧さ回避)

脚注

（脚注は省略されています）

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