厚木市議会

厚木市議会について

厚木市議会は、神奈川県厚木市の地方自治を担う議会です。市民の代表として選ばれた議員によって構成され、市の政策決定や予算審議など、重要な役割を果たしています。

概要

議員定数: 28名
議員任期: 4年
選挙制度: 市全体を1選挙区とする大選挙区制（単記非移譲式）
議長: 遠藤浩一（公明党）
副議長: 高橋豊（ネクストあつぎ）

議会運営

厚木市議会では、円滑な議会運営のため、以下の取り組みを行っています。

通年会期制: 従来は年4回開催していた定例会を廃止し、1月1日から12月31日までを会期とする通年会期制を導入しました。これにより、年間を通して継続的な審議が可能になりました。
会期: 毎年1月1日に自動的に新しい会期が開始されます。議員改選期には、任期満了日に会期が終了し、改選後30日以内に市長が議会を招集した日から12月31日までが会期となります。

会派

（2023年8月1日現在の情報に基づいています）

各議員は、それぞれの政治的立場や政策理念に基づき、複数の会派に所属しています。会派は、議会活動における意見集約や情報共有の単位として機能しています。

委員会

議会では、より専門的かつ効率的な審議を行うため、以下の委員会が設置されています。

議会運営委員会

議会運営委員会は、議会の円滑な運営をサポートする重要な役割を担っています。

役割: 議事の取り扱い、会派間の意見調整など
定数: 9名

常任委員会

常任委員会は、市の行政執行機関の所管局別に設置され、各分野の専門的な審査を行います。現在、4つの常任委員会が設置されており、委員の任期は1年です。

特別委員会

特別委員会は、特定の課題について集中的に審査するために、必要に応じて設置されます。現在、以下の2つの特別委員会が設置されています。

中心市街地活性化特別委員会: 中心市街地の活性化に関する調査・研究を行います。
広報広聴特別委員会: 市民への広報活動や意見聴取に関する調査・研究を行います。

議員報酬と諸手当

議員には、その活動に対する報酬や諸手当が支給されます。これらの金額は、条例に基づいて定められています。

事件

過去には、厚木市議会に関わる重大な事件が発生しています。

元市議による暴力事件と逆恨み殺人事件

1989年、元厚木市議の大貫晟司が、土木建設業の男性を拉致・殺害したとして逮捕されました。大貫元市議は、過去に被害者の投書により不祥事が発覚し市議を辞職。その後、逆恨みから犯行に及んだとされています。この事件は、元市議が統一教会の信者であったことでも注目されました。大貫元市議は、1991年に懲役17年の実刑判決を受けました。

関連項目

神奈川県議会

外部リンク

* 厚木市議会

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