原一希

原一希：バスケットボールへの情熱を繋ぐキャリア

福岡県出身の原一希氏は、1978年9月6日生まれの元プロバスケットボール選手です。194cmの長身と89kgの恵まれた体格を活かし、フォワードとして活躍しました。背番号は15番。

宗像高等学校から鹿屋体育大学へと進学し、バスケットボールのスキルを磨いた原氏は、大学卒業後の2001年に日立電線に入社。その後、2005年にbjリーグが開幕すると、埼玉ブロンコスからドラフト3巡目（全体12位）で指名を受け、プロ選手としてのキャリアをスタートさせました。

埼玉ブロンコス入団1年目はチームが最下位に終わる厳しいシーズンとなりましたが、原氏はコンスタントに試合に出場。2006-07シーズンも全試合に出場し、チームに貢献しました。

2008年、プロバスケットボール選手としての道を引退した原氏ですが、そのバスケットボールへの情熱は消えることはありませんでした。同年7月からは地元・福岡県内の学校で保健体育の教員として教壇に立ち、日々の教育活動に励んでいます。

競技生活から離れた後も、原氏はバスケットボールに深く関わっています。地元のクラブチームに所属し、トレーニングを継続。その高いスキルと経験は、地域社会におけるバスケットボールの振興に大きく貢献しています。その結果、2008年から2009年にかけて、国体（成年男子の部）の福岡県代表として2年連続で選出される栄誉に輝きました。

教員としての職務と並行して、地元のクラブチームでの活動、そして国体代表としての経験などを通して、原氏はバスケットボールへの情熱を生涯にわたって持ち続け、競技を離れてからもその経験とスキルを活かし、地域社会に貢献し続けているのです。

彼のキャリアは、プロとしての成功にとどまらず、教育者、そして地域社会の一員としての活躍を通じて、バスケットボールを通じた人間的成長を体現していると言えるでしょう。今後も、彼の活躍から目が離せません。

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