原千晶 (アナウンサー)

原千晶のプロフィールとキャリア

原 千晶（はら ちあき）は1988年12月18日生まれの日本のフリーアナウンサーです。彼女はテレビ山口（tys）でのアナウンサーとしての経験を経て、現在はセント・フォースに所属し、メディアでの活躍を続けています。

幼少期から学業へ

原千晶は灘市にある医療一家に生まれ、父親は開業医、母親は歯科医師という家庭でした。彼女自身が医療の道に進むことは勧められなかったものの、筑紫女学園高等学校の3年生の秋に両親の姿を見て医学部を目指すことを決意しました。

最初の受験では福岡大学医学部に挑戦したものの失敗。その後、北九州市の予備校に通いながら浪人生活に突入します。6年の浪人を経て、基本的に英語が得意でないことや国語の難しさに苦しみつつも、全国各地の私大医学部に挑戦しました。最終的には福岡大学の理学部応用数学科に進学することになります。

アナウンサーへの道

大学生活を通じて、原はアナウンサーを目指し始めました。特に大学一年生の終わりに、母のすすめで地元の神社のPR活動「ふく娘」に選ばれた体験や、大学3年での宝くじの「幸運の女神」としての全国キャンペーンがきっかけとなりました。これらの経験がコミュニケーション能力を磨く助けとなりました。

その後、アナウンサー職に専念し、テレビ山口に入社。彼女は2017年にアナウンサーとしてのキャリアをスタートさせました。同期には山根陽美がいます。2023年9月にはテレビ山口を退社し、同年10月からはフリーアナウンサーとして活動を開始しました。

プライベートと趣味

原千晶には2歳下の弟がいます。医療の道を志すことは推薦されていなかった様子ですが、彼女自身は勉学に専念する日々を送りました。趣味は旅行とスポーツ観戦で、彼女のモットーは「笑う門には福来たる」です。浪人生活の6年間、彼女はアルバイトをせずにひたすら勉強に打ち込む一方、時折同級生と買い物やランチを楽しむことでリフレッシュしていました。

多浪生としての経験

原はアナウンサーになるためにアナウンススクールに通うのが遅く、内定もアナウンスの基礎を身につけることが条件でした。自身の多浪時代についてはテレビ山口の時代は公表しなかったものの、2024年1月放送の『THE TIME,』で「6浪した」と明らかにし、その経験が話題を呼びます。この発言の背景には、多くの受験生が共感を得られるような苦労があったのかもしれません。

現在の担当番組

原千晶は、現在はTBSテレビの『THE TIME,』でマーケティング部リポーターとして活動しており、2023年10月10日からはTOKYO FMの『ラジオのタマカワ』でもアシスタントを務めることが決まっています。過去には『mix』のメインMCや、tysニュース、ちぐスマ!など多岐にわたって出演してきました。

原千晶のキャリアは、彼女の努力と忍耐の結晶です。医療一家に生まれながら、アナウンサーとしての道を切り拓いた彼女のこれからの活躍が期待されます。

もう一度検索