原大樹

原 大樹（はら ひろき）について

原大樹は、1990年4月16日生まれの日本のマジシャンで、奈良県十津川村出身です。父親は造形作家の原秀雄、母親は歌手兼作家の原水音であり、芸術の家庭環境で育ちました。彼は三重県立木本高等学校を卒業し、今では海外では「Hiroki Hara」の名前で知られています。特に、マジックキャッスル（MAGIC CASTLE）の正会員としても活動しています。

マジックを学ぶ道のり

幼少の頃から独学でマジックを学び、彼の才能は早くから注目を集めました。2003年にはフジテレビの『笑っていいとも』に出演し、「第二のハリーポッターオーディション」で天才少年マジシャンとしてその名を知らしめました。また、同校の先輩である屋敷裕政の授業を受けた経験は、彼にとって貴重な学びとなったことでしょう。

受賞経歴と主要な活動

原の輝かしいキャリアは、2009年にアメリカ・ラスベガスで開催されたランス・バートン主催の「World Magic Seminar Teens contest」でのグランプリ受賞から始まります。これは日本人としては初めての快挙でした。この受賞により、彼は「World Teen Champion Award」も手にしました。

その後、2010年にはドキュメンタリー映画『Make Believe』がロサンゼルス国際映画祭のドキュメンタリー部門でグランプリを受賞し、さらにハリウッドマジックキャッスルでの「Future Star Week」にも出演。2011年からはメキシコの情報番組や、英国BBC制作のマジックスペシャル『THE MAGICIANS』に登場するなど、国際的にもその名を馳せました。

2012年には、和歌山県の文化奨励賞や、アメリカの「S.A.M（The Society of American Magicians)」世界大会での優勝、そして観客投票によるPeople Choice Awardも受賞しました。この年、中国で発行されている「週末画報」にも選出され、インタビュー記事が掲載されました。

テレビ出演

原は多くのテレビ番組にも出演しており、彼のマジックが広く知られるきっかけとなっています。フジテレビの『ほこ×たて』をはじめ、NHKの『おはよう日本』や、メキシコの番組にも登場しています。また、近年では『激レアさんを連れてきた。』にも出演し、ますますその活動の幅を広げています。

最後に

原大樹は、独自のスタイルでマジックを創造し続ける若手マジシャンです。多くの受賞歴とメディア掲載を誇り、今後もその活動に注目が集まることでしょう。これからの彼の活躍に期待が寄せられています。

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