原子昭三

原子昭三（はらこ しょうぞう）は、1927年から2013年までを生きた日本の著作家、教育者であり、元中学校教諭、元弘前市議会議員です。青森県弘前市出身。

人物

原子昭三は、青森県神社総代連合会理事、財団法人養生会理事、日本会議青森県本部運営委員長などの要職を歴任しました。歴史認識においては、「東京裁判史観」や「日本侵略論」を批判する立場を取り、その主張を反映した著書を数冊出版しています。

略歴

1927年：弘前市に生まれる。
1944年：青森県立弘前中学校を卒業。
青森師範学校を卒業。
東京高等師範学校を中退。
中学校教諭として24年間教鞭を執る。
弘前市議会議員を5期20年務める。
1969年～：青森県教育振興会事務局長として月刊紙「青教あしかび」を33年間編集発行。
2008年：第1回「真の近現代史観」懸賞論文に応募し、「佳作」を受賞。

原子昭三は、教育者として長年の経験を持ち、また、地方政治家としても地域社会に貢献しました。青森県教育振興会においては、長年にわたり事務局長を務め、教育に関する情報発信に尽力しました。著作家としては、歴史認識に関する独自の視点から、数々の著作を発表し、議論を呼んでいます。

著書

『津軽奇人伝』青森県教育振興会、1984年
『世界史から見た日本天皇』展転社、1998年 ISBN 4886561500
『「満洲国」再考』展転社、2001年 ISBN 4886561950
『東京裁判の亡霊を撃て―二十一世紀から見た大東亜戦争』展転社、2007年 ISBN 4886562965

これらの著作を通じて、原子昭三は自身の歴史観を積極的に発信し、読者に対して新たな視点を提供しました。特に東京裁判や満州国に関する著書は、歴史認識に関する議論を深める上で重要な役割を果たしています。

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