原宿警察署

原宿警察署について

原宿警察署は、警視庁第三方面本部に所属する警察署の一つであり、渋谷区の北東部を管轄しています。約200名の署員が地域住民の安全を守るために活動しており、識別章の所属表示は「OK」、車両の対空表示は「原」となっています。

歴史

原宿警察署の歴史は、1925年（大正14年）に千駄ヶ谷警察署として独立したことから始まります。当初は千駄ヶ谷という名称でしたが、1932年（昭和7年）に現在の原宿警察署へと改称されました。その後、2009年（平成21年）に現在の場所、渋谷区神宮前一丁目に移転しました。この移転により、警察署の名称と所在地が初めて一致することとなりました。

現在の庁舎がある場所は、太平洋戦争以前には旧日本海軍の施設「海軍館」があり、戦後には日本社会事業大学が1989年（平成元年）まで設置されていました。その後、渋谷郵便局の仮庁舎を経て、現在の原宿警察署の庁舎となっています。

管轄区域

原宿警察署は、以下の区域を管轄しています。

渋谷区
神宮前一丁目から四丁目、五丁目の一部、六丁目の一部
千駄ヶ谷一丁目から六丁目
代々木一丁目・二丁目


上記以外の神宮前は渋谷警察署が管轄し、代々木三丁目から五丁目は代々木警察署が管轄しています。

施設

原宿警察署には、代用刑事施設（男女別）が設置されており、同一建物内に警視庁本部留置施設原宿分室が併設されています。

沿革

1923年（大正12年）10月20日：淀橋警察署（現：新宿警察署）千駄ヶ谷分署として設置。
1925年（大正14年）
9月11日：千駄ヶ谷4-3-15へ移転。
10月1日：千駄ヶ谷警察署に昇格。
1932年（昭和7年）1月19日：原宿警察署に改称。
2009年（平成21年）3月26日：現在地へ移転。

組織

原宿警察署は、以下の組織で構成されています。

警務課
交通課
警備課
地域課
刑事組織犯罪対策課
生活安全課

交番

原宿警察署管内には、以下の交番が設置されています。

神宮前交番（渋谷区神宮前四丁目）
千駄ケ谷駅前交番（渋谷区千駄ヶ谷一丁目）
千駄ヶ谷五丁目交番（渋谷区千駄ヶ谷五丁目）
代々木駅前交番（渋谷区代々木一丁目）
代々木二丁目交番（渋谷区代々木二丁目）

千駄ヶ谷五丁目交番は、2006年（平成18年）に御苑裏交番から改称されました。

地域安全センター

原宿地域安全センター（渋谷区神宮前三丁目）：2007年（平成19年）3月に原宿交番が神宮前交番に統合された後、用途が変更されました。

主な事件

代々木一丁目書店事務所内強盗殺人事件：未解決事件

外部リンク

原宿警察署

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