原知宏

原 知宏：ジャニーズJr.から実力派舞台俳優へ

原知宏氏は、1979年1月20日生まれ、千葉県出身の元俳優、元タレントです。ジャニーズJr.として活動した後、舞台を中心に活躍しました。V6の森田剛氏とは同い年で、生年月日が1ヶ月違い、血液型も一緒という不思議な縁で結ばれ、ジャニーズJr.時代は東武野田線沿線に住んでいたこともあり、よく一緒に遊んでいたそうです。

1993年5月、14歳でジャニーズ事務所に入所。同期にはV6の三宅健氏がいます。翌年には堀越高等学校芸能コースに進学。クラスメイトには中山エミリさん、市川海老蔵さん（11代目）、浜崎あゆみさん（中退）などがいました。

[ジャニーズJr.]]時代は数々のユニットに参加。J-Eleven、ジャニーズSr.、ハラハラコンビ、プリッツジュニア、Kinki Jr.、KYOTO大原村、Hi! See Me IN KYOTO、T.O.P-J、少年新撰組、Vsix（V6初期メンバー）、[[Musical Academy]など、多様なグループで活動経験があります。

俳優としてのキャリアは、1995年のドラマ『金田一少年の事件簿』シリーズで初代佐木竜太役を演じたことがきっかけです。その後も数々のドラマや映画に出演。1997年には堀越高校を卒業し、1999年には嵐の大野智氏らとミュージカル『PLAYZONE』に出演するなど、活動の幅を広げていきました。

2001年、親友である小原裕貴氏の引退を機に、翌年ジャニーズ事務所を円満退社。2002年には歌手としてメジャーデビューも果たしました。

しかし、原氏の真骨頂は舞台俳優としてでした。2006年にはDIAMOND☆DOGSに加入しますが、2010年に持病の椎間板ヘルニア悪化のため脱退。2011年には芸能界を引退し、株式会社ネルケプランニングに入社しました。同年、女優の福井未菜さんと結婚。2013年には長女が誕生しています。

舞台俳優としては、『魔女の宅急便』（トンボ役）、『サウンド・オブ・ミュージック』（ロルフ役）、『丹下左膳』（丹下左膳役）など数多くの作品に出演。年間10本以上の舞台に立つほど精力的に活動していました。役者としての実力は高く評価されており、ダンサーではなく役者として舞台を中心に長く活躍したいという強い意志を持っていました。

原氏は、身長180cm、体重65kgの恵まれた体格。趣味は読書、料理、映画鑑賞、掃除。特技はダンス、球技、殺陣、ダーツと多才です。大地真央氏とは遠縁にあたると言われています。礼儀正しく人脈も広いことから、ジャニーズ事務所時代はメリー副社長のお気に入りだったというエピソードも残っています。

ジャニーズ時代からの交友関係も深く、現在もジャニーズタレントと交流があることが度々目撃されています。パソコンを持たずネットもしないという、アナログ派な一面も持ち合わせています。

原知宏氏のキャリアは、ジャニーズJr.から始まり、俳優、歌手、そして舞台俳優へと、常に挑戦を続け、自身の道を切り開いてきたことを物語っています。彼の活躍は、多くのファンに感動と勇気を与え続けていると言えるでしょう。

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