又地諒

又地 諒（またち りょう）

1989年5月29日生まれの又地諒は、株式会社中村に勤務する配管工であり、TBSの人気番組『SASUKE』の有力選手として知られています。彼はSASUKE新世代の一人として数えられ、過去には2011年秋と2014年の大会でファイナリストに輝いています。

SASUKEとの出会いと挑戦

小学生の頃にテレビで『SASUKE』を観て衝撃を受けた又地は、「SASUKEに出場して完全制覇する」という夢を抱き、中学校時代には部活動に入らず、友人たちと見様見真似でトレーニングに励む日々を送りました。その熱中ぶりから、一時「SASUKE」というあだ名で呼ばれていたほどでした。高校に進学せず塗装会社に就職しましたが、再びSASUKEへの情熱が再燃し、トレーニングを再開。第20回大会の予選会には落選したものの、第21回大会の大規模予選会で3位となり、初出場を果たしました。しかし、本選では極度の緊張から1stステージでリタイア。

その後、予選敗退や1stステージでのリタイアが続きましたが、北海道の千歳マッスルパークでの成功をきっかけに再び出場を決意。第27回大会では、初めて1stステージをクリアし、勢いそのままにファイナルステージに進出。惜しくも完全制覇には届きませんでしたが、手応えを感じました。第28回大会前には、トレーニングに専念するため塗装工を退職しています。

肺気胸からの復活、そして最優秀成績

2013年には肺気胸で緊急入院しましたが、第30回記念大会では再びファイナルステージに進出し、初の最優秀成績を収めました。しかし、2022年には母親を亡くすという悲しい出来事も経験しています。

人物像

SASUKEオールスターズの長野誠への憧れからタンクトップを着用することがあり、長野も又地の動きを「昔の自分を見ているようだ」と評しています。趣味は釣り、爬虫類飼育、モンスターストライクなど多岐に渡ります。また、過去にはTHE RAMPAGE from EXILE TRIBEのヴォーカリストオーディションを受けた経験もあります。

又地は、マッスルパークで出会った仲間たちとの交流を「部活」のように感じており、SASUKEを通じて多くの人々との絆を深めています。長野誠の引退時には、クリアボタンと寄せ書きが書かれたペナントをプレゼントしたり、後輩の選手にアドバイスをしたりと、SASUKEコミュニティへの貢献も積極的に行っています。

SASUKEでの戦歴詳細

第21回～第24回大会

初出場の第21回大会では、予選会を3位で通過するも、1stステージでリタイア。その後も予選敗退が続き、第24回大会は応募すら見送りました。

第25回～第26回大会

第25回大会では懸垂で最多記録を出し本選出場を果たすも、1stステージでリタイア。第26回大会も1stステージで敗退しました。

第27回大会

自身初の1stステージクリアを達成し、そのままファイナルステージに進出。しかし、タイムアップで完全制覇はなりませんでした。

第28回～第29回大会

第28回大会では、1stステージをクリアするも、2ndステージでリタイア。第29回大会も2ndステージで敗退しました。

第30回大会

肺気胸からの復活を遂げ、2度目のファイナルステージ進出を果たし、最優秀成績を収めました。

第31回大会

1stステージでタイムアップとなり、リタイアしました。

第32回～第35回大会

5大会連続で1stステージリタイアという不振が続きました。

第36回～第38回大会

第36回大会では、4年ぶりに1stステージをクリアし、3rdステージに進出するもリタイア。第37回、38回大会では1st、2ndステージでそれぞれリタイアという結果になりました。

第39回大会

1st、2ndステージをクリアし、3rdステージに進出するもリタイア。

第40回大会

1stステージでまさかの最速リタイア。精神的な動揺が影響したと語っています。

第41回大会

1stステージをクリアし雪辱を果たしますが、2ndステージで怪我の影響でリタイアしました。

まとめ

又地諒は、数々の苦難を乗り越え、常に前向きにSASUKEに挑戦し続ける選手です。その情熱と努力は、多くの人々に感動を与えています。彼の今後の活躍に、ますます目が離せません。


大会別成績























通算成績

2023年 第41回大会終了時点

外部リンク

* 又地諒 (@No2_Cliffer) - X（旧Twitter）

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