双方向TV 地球ゴーラウンド

『双方向TV 地球ゴーラウンド』

概要

『双方向TV 地球ゴーラウンド』は、NHKデジタル衛星[[ハイビジョン]]で2006年3月18日まで放送された視聴者参加型のクイズバラエティ番組です。この番組は土曜日の22:00から23:00に生放送され、その後翌週の土曜日の12:10から13:10に再放送が行われました。また、メジャーリーグ中継の影響で、放送時間の変更や休止もあったため、視聴者には事前の確認が必要でした。

番組は毎回異なるテーマを中心に、世界中の文化や習慣、歴史をクイズ形式で紹介していきます。特にBSデジタル放送の特色である「双方向機能」を活用し、視聴者が直接参加できるシステムが特徴です。この方式により、参加者の解答がそのまま番組内容に反映されることにより、より一層の没入感を提供しました。2005年6月4日からは、インターネットや携帯電話から参加することも可能になり、ますます視聴者とのインタラクションが強化されました。

出演者

番組の司会を務めていたのは、恵俊彰さんと安部みちこさんです。恵俊彰さんは、初期の放送ではクイズの内容を知らされておらず、ゲストと一緒に正解を模索する役割も果たしていました。プレゼンターには、青、赤、緑の3組があり、それぞれが交代で出演します。リーダーの役割を果たしていたクリス・ペプラーなど、さまざまな著名人が参加していました。

番組の流れ

番組は、クイズのセクションが複数のラウンドで構成されています。前半の「カエルチャンス」ラウンドでは、視聴者とゲストが協力して解答を導き出していきます。正解した場合はポイントが加算され、各回の成果に応じて抽選での景品が用意されていました。特に「チャレンジライン」という仕組みでは、正解率に応じた抽選人数の増減が行われ、競争が生まれる仕掛けが施されていました。

後期では、1stステージから3rdステージまでの流れがあり、それぞれ異なるルールで進行しました。例えば、1stステージでは、過去の視聴者の意見が伝えられることもあり、ゲーム展開に緊張感を与えていました。ボーナスクイズも設けられており、視聴者の興味を引きつける工夫がされていました。

スタッフと使用映像

また、スタッフ陣には有名なナレーターたちが名を連ねており、テレビ番組としてのクオリティが高く保たれていました。番組内で使用される映像の多くは、他のNHKのハイビジョン制作番組からの素材が使用されており、視聴者にとって新鮮さは欠けることがありましたが、それでも興味深い内容に満ちていました。

まとめ

『双方向TV 地球ゴーラウンド』は、単なるクイズ番組に留まらず、視聴者とともに成長・変化する番組として多くのファンに支持されました。終了後は、その枠が「双方向ライブ にっぽんのマジョリティー」に引き継がれることになりましたが、この番組がもたらした影響は大きく、視聴者参加型番組の先駆けとしての地位を築きました。

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