取手市消防本部

取手市消防本部の概要

取手市消防本部は、茨城県取手市に位置する消防組織であり、取手市全域の安全を保障する重要な機関です。当消防本部は、地震や特殊災害に備えるための多様な訓練施設を有しており、地域住民の安全を守る役割を果たしています。

基本情報

• - 所在地: 取手市井野1264-1
• - 管内面積: 69.96㎢
• - 職員数: 195人
• - 消防署の数: 5カ所

主力機械（2019年4月1日現在）

取手市消防本部は以下のような主力機械を保有しています。

• - 普通消防ポンプ自動車: 4台
• - 水槽付消防ポンプ自動車: 3台
• - はしご付消防自動車: 1台
• - 化学消防自動車: 1台
• - 救急自動車: 6台
• - 指揮車: 5台
• - 救助工作車: 1台
• - 小型動力ポンプ積載車: 1台
• - 広報車: 1台
• - 重機搬送車: 1台
• - 資機材搬送車: 1台
• - 連絡車: 5台
• - 査察指導車: 1台
• - 救急普及啓発車: 1台

この機械設備により、迅速かつ適切な災害対応が可能となっています。

歴史

取手市消防本部は1968年に取手町消防本部として設立され、1970年の市制施行に伴い取手市消防本部へと改称されました。その後の主な沿革は以下の通りです。

• - 1975年: 戸頭消防署（現在の戸頭消防署）を開設
• - 1981年: 吉田消防署（現在の吉田消防署）を設置
• - 1993年: 藤代南消防署（現在の宮和田消防署）を開設
• - 2005年: 藤代町を編入合併し、藤代町消防本部を統合
• - 2010年: 宮和田消防署を椚木消防署の出張所に改組

これらの取り組みによって、地域の消防力が高められてきました。

組織構成

取手市消防本部は、次のような各課で構成されています。

• - 総務課: 組織運営や人事関連を担当
• - 予防課: 火災予防や防災対策に関する業務
• - 警防課: 災害発生時の対応や消防活動
• - 指令課: 救急・消防の指令業務を担う

消防署は、地域の特性に合わせた対応を行うために、地域ごとに配置されている消防署で構成されています。

不祥事

2019年12月、戸頭消防署の消防司令補が懲戒処分を受けました。実習中に患者のレントゲン写真を無断で撮影し、LINEのグループトークに投稿したとされています。この事件は、組織内の信頼関係や専門職の倫理観に影響を及ぼす問題として取り上げられました。

まとめ

取手市消防本部は、地域住民の安全に向けて多くの取り組みを行っています。地震や特殊災害に対する訓練施設や最新の消防機器を用い、常に消防体制の向上を図っている一方で、不祥事への対応も求められています。今後も地域の安全を守るため、着実な活動を続けていくことが期待されます。

もう一度検索