古墳シスターズ

古墳シスターズ

古墳シスターズは香川県で結成された4人組のパンク・ロックバンドです。彼女たちの活動は、香川県をはじめ、岡山県、大阪府、さらには東京都の様々なライブハウスで展開されています。バンド名は、Twitterでの検索にひっかかりやすいように名付けられたもので、その由来には、前方後円墳の形が可愛らしいと感じたことが影響しています。バンドのキャッチコピーは「平成最後の青春パンク」で、ファンたちからは「はにわっこ」や「土偶ガール」として親しまれています。

古墳シスターズは2013年に結成され、最初のライブはその年の7月に行われました。当初、メンバーのほとんどが初心者であったため、演奏よりも、全裸になる、奇声を発するなどのパフォーマンスに頼っていたこともありました。ボーカルの松山は、時には掃除機を持ちながらステージに立っていたと振り返ります。結成当初の彼女たちは、今のようにパンクバンドとしての形を模索していたようです。

バンドの結成には、香川大学法学部の3年生だった松山が経済学部の神崎を誘い、さらに新たに入学してきたメンバーが加わる形でスタートしました。メンバーの一人ひとりが個性的で、それぞれの背景がある中で、独自の音楽を生み出しています。

2019年11月、彼女たちはフジテレビの音楽番組「Love Music」にてニューカマーアーティストとして紹介され、地上波デビューを果たしました。翌年の2020年には、四国のバンド“四星球”が主催するレーベルから全国流通のフルアルバムをリリース予定でしたが、コロナウイルスの影響でそれに伴う全ての公演が中止となってしまいます。しかし、彼女たちはその逆境を乗り越え、高松DIMEにて無観客ライブ『古墳シスターズのときめきオンライン授業~産声編~』を実施し、YouTubeを通じて生配信しました。

また2020年9月には、ワンコインシングル「古墳シスターズの夏休み2」をリリースし、これに合わせて4都市でのワンマンライブも発表しています。これらのリリース時には、同郷のバンド「四星球」のメンバーからの温かいコメントが寄せられるなど、彼女たちの活動は多くの人々に支持されています。

メンバー紹介

バンドの顔となるボーカルの松山は、自身が作詞・作曲を手掛け、独特の歌声でファンを魅了しています。彼は英語が苦手でありながらも、音楽への情熱を持って活動しています。ギターを担当する松本は、悪戯好きで、ユニークなキャラクターを持つメンバーです。ベース担当の小幡はバンドの中でのサポートメンバーから2019年に正式加入し、ドラム担当のラースも同年よりメンバーとして活動しています。

古墳シスターズは、音楽を通じて自由な表現を追求し続け、今もなお進化を遂げています。彼女たちの魅力は、音楽だけでなく、そのユーモアや個性に満ちており、常に新しいファンを引き付けてやまないバンドです。

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